reuters:米国、欧州でのCPI(消費者物価指数)が下がり続けているそうです。日本は瞬間的に欧米のCPIを馬輪待ったとのことですが、今、世界的なデフレ(ディスインフレ)が続いているようです。「QEなどの実験は失敗、成熟国のインフレ(成長)は難しい」や「成熟国では健全な経済成長はもはやありえない!? 世界が日本流の長期停滞に入る恐れも?」でも書きましたが、現在日本では、非正規雇用が38%の水準にまでなっているそうです。安定した雇用がなされ、労働者が買い物をするという流れができない限り、2%のインフレ目標は無理ではないかと、ロイターのコラムでは述べられていますが、欧米では、リーマン以降4年に渡って非伝統的な金融政策によりお金をばら撒いていますが、失業率は高止まりのままだそうです。一方で企業は好決算をあげるようになってきていますが、これは一重に余剰人員をリストラして筋肉質にしているというだけの事。企業の業績とは裏腹に、失業率があがらない、経済が伸びないのも納得できる事象かと思われます。
製品を構成する部品がデジタル化されることで、先進国であろうが新興国であろうが製品のノウハウによる差別化が難しくなってきていると言われています。GEやロールスロイス社や日本の東芝などは、一般耐久消費財から航空機エンジン、原子力、医療機器など超高度なノウハウが必要とされる分野でビジネスをしているのは偶然でしょうか?こちらの記事に、ソニーも生き残りをかけて医療分野を真剣に検討しているとの記事がでていましたが、差別化できるノウハウを生かせる分野というのはますます高度でニッチな領域になって行くのでしょうね。
こうなると、多くの人を雇用するのはもう不可能。ノウハウで差別化できない分野は、労働コストを削るしかなくなるわけです。この記事のタイトルにも書かせていただきましたが自分が属する産業毎、競争力がなくなり、賃金水準が限りなく、新興国のそれに傾き、近づいて行くようになったらサラリーマンになれた人はどうすればいいか危機意識をもった方がいいかもしれません。当然、社会保険料などコスト高となる正規雇用が減り、非正規が38%代になっているという数字を聞くと、日本でも確実にこういうことが進んでいるのかもしれませんね。
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