2013年07月01日 ネズミ1号:略称「T」
時事・経済要点
タグ:
アベノミクス
,
金利
ITJapan2013より:竹中さんの講演内容ですが、今まで唱えられてきた様々な説を一掃しアベノミクスを支持しています。
「デフレの原因は人口減少でも需給ギャップでもなく、マネーの供給量が少ない」・「大胆な金融政策こそがデフレ解消につながる」と大胆な発言です。
【この記事の要旨】
- デフレの原因は人口減少でもなく、マネーの供給量が少ないということ。
- 10兆円の機動的な財政策は効果が出ている。ただしGDP200%を超える財政再建の道筋がまだ示されていない
- 成長戦略に関しては、政府が過去7年間にわたり渡来したがダメだった。省庁が主導する制作では成長は描けないことが証明された。その点アベノミクス戦略特区は中もこうできる。
人口が減ったからといってデフレになったのは間違いで、ロシアでは人口が減っているが物価上昇率は、プラス6%に達しているとのこと。
更に需給ギャップがゼロでも物価が下がった事例があると付け加えています。
言いたい要点としては
・「デフレの原因は人口減少でも需給ギャップでもなく、マネーの供給量が少ない」
・「大胆な金融政策こそがデフレ解消につながる」
ということだそうです。
「機動的な財政政策」に関しては、10兆円の補正予算が効いている。DGPはプラス4.1%目の前の経済は堅調。ただし、日本の借金がGDPの200%を超えているという点を憂慮すると中期的には財政再建はマスト。
2020年位までに基礎的財政赤字をゼロにする対策が必要でこれがまだ示されていないことが課題
「成長戦略」に関しては、政府による過去7年間の政策は失敗したことは自明の理で日本の成長率は下がっている。よって成長戦略という内での小槌はないということが分かったはず。また省庁が主導する政策で企業の成長戦略は描けないということも証明されたと付け加えています。
3本の成長戦略には今までと違うプランが盛り込まれているのでこれは評価できる。戦略特区がこれにあたり、総理主導で国、地方、民間3社で主導していける点がいい。空港や高速道路などの運営を民間に任せるという利権譲渡に関する事項も盛り込まれているので面白くなりそうだという事です。
2013年07月01日 ネズミ1号:略称「T」
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