Google自動車のアンドロイド化へ。ホンダも参加するアライアンス結成：アンドロイドを統合化した自動車は各社2014年から投入！？-HASHIORI

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2014年01月06日　ネズミ1号：略称「T」
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アンドロイドを統合化した自動車は各社2014年から投入！？

engadget:米グーグルが、自動車にアンドロイドOSを統合化を目指す団体Open Automotive Allianceを結成したそうです。参加自動車メーカーは、ホンダ、GM、Audi、現代自動車だそうです。「スマホAndoridと同じ構図：Googleの次の標的は自動車産業!?」の記事でも昨年紹介しましたが、グーグル社の次の市場として自動車産業をターゲットとした動きがより現実化してきいると言えますね。まずはスマートフォンなどのアンドロイドデバイスと自動車のオーディオやナビの地図などが連動したシステムが本年度中に各メーカーから出そうですが、行くゆくは、アンドロイドプラットフォームとして「自動車そのものをネットにつながったアンドロイド端末化」するような機能も開発中だそうです。

以下に、記事の引用を紹介しますが、スマートフォンでアンドロイドがシェアをリードするまでにオープンモバイルプラットフォーム団体立ち上げからたったの6年しか立っていなかったのですね。

蛇足ながら、Google がオープンなモバイルプラットフォーム Android を発表し、34社とともに業界団体 OHA (Open Handset Alliance) を結成したのは2007年の11月。いまではスマートフォン出荷台数の大多数を占め、累計10億を超えるアクティベーション数を誇るAndroidですが、「Googleがオープンソースの携帯電話用OSを作るらしいよ」「へぇ？」と言われていたころから6年ほどしか経っていません。

5年後の自動車には、グーグルのアンドロイドOSが組み込まれGoogleデバイス化する！？

早くも2014年度中には、簡単なアンドロイドスマホ端末連携機能を有した自動車が市場に出るようですが、ROS（RobotOS）といったコンセプトでロボットなどの制御や自動走行などの実験を重ねたさまざまな基本OS機能などが実装された自動車用アンドロイド基本OSを各メーカーが採用するようになると、自動車もスマホのようなコモディティ製品となる日もそんなに遠くないのかもしれません。

エンジンやモーターのフィーリングや燃費制御、ブレーキシステムやESPなどの安全走行制御などアンドロイドOSが司るようになり、メーカーによる差別化ができなくなるようになるのでしょうか？

Googleマップと自動車の親和性も抜群のようにお見ますが、走行データをネットワークする事によるリアルタイム渋滞情報や、周辺のランドマーク情報、これに自動運転などが加われば、カーナビメーカーは太刀打ちできなくなるのも想像できてしまいます。

あと5年はしばらく自動車は乗り換えない方がいいかもしれませんね。なぜならば、デジタル一眼レフカメラやPCなどのように、1年前の車種は1/10ぐらいの価値になってしまうような事もあるかもしれないからです。

10年後は、100万円台で買えるハイテク自動車が当たり前の時代に！？

メルセデスやトヨタ、DENNSO、NECyaパナソニックなどは、エンジンやサスペンション、ギアボックス、高度なLSIチップなどを提供する部品メーカーになるかもしれません。シャーシーやパケージとして自動車を設計するようなNVIDIAのような設計専門のメーカーも出現し、ファブレスで自動車が生産され、100万円もだせば、現時点のメルセデスSクラスに搭載されるようなハイテク機能が当たり前のように普及車に搭載されるようになるかもしれません。Open Automotive Allianceに台湾TSMCへチップ製造を委託するファブレスメーカーとして名を馳せているNVIDIAが参加しているもの非常に興味深いところです。