2023年04月19日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
スクラップ
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車メンテナンス
パンクをしても、しばらく走行ができるタイヤとしてランフラットタイヤがあげられれます。ゴム製タイヤの中に、タイヤの構造を支える針金のようなものが入っており、タイヤの空気がなくなってもその構造体が車重をささえてある程度は走行できるというもの。ただし、ランフラットタイヤであっても基本は空気が車の重量をささえるという構造です。
タイヤ交換で悩んだ人は、ランフラットタイヤと普通のラジアルタイヤとでは価格が大分違うことを知っていると思いますが、ランフラットタイヤは一般のタイヤよりも数万円高めの値段となっています。これは、追加の構造体が入っているためその分コストが高くなっているのですが、エアレスタイヤは、空気の代わりに樹脂製の支柱をさまざまな設計を試しながら組み込んで、空気レスにしたタイヤです。
当然、普通のラジアルタイヤを作るのに比べてコスト高となるので、鍵はいかにコストを抑えることができるかということになるように思います。
ランフラットタイヤのように、特殊な素材からなる複雑な構造体を組み込みながらタイヤ本体重量を軽減しながら耐久性、快適性を備えたタイヤの製造コストはそれなりに高価なものとなるみたいです。
ミシュランやTOYOタイヤなどのメーカーでは、2024年を目標に実用化をめざしているようですが、しばらくは、限定されたエリアで運用される小型車や配送車などがターゲットとなっているようです。
コスト面が解決されるようになれば、一般車向けの普及モデルが出てくるかもしれませんが、普通のラジアルタイヤのN倍ぐらいコストになるのかもしれません。
ただ、一般的なタイヤが3年から5年が寿命と想定して、エアレスタイヤが耐用年数10年ということでしたら2倍の価格となっても所有する車を長くのる人であれば選択肢として考えれるようになるかもしれません。
各社、エアレスタイヤの耐久力には注力しているようなので、サブスクリプションモデルのガソリン車やEVなどから採用されるようになるのかもしれませんね。
2023年04月19日 ネズミ1号:略称「T」
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