2022年10月28日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
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家電・パソコン周辺
マックOS Ventureのファイルマネージャーにステージマネージャーという機能が便利そうなので使ってみました。このOSではシステム設定(System Preference)がiPhoneのiOSのシステム設定とまったく同じになったりiPhoneをつないでiPhoneカメラと連携できたり、MacOS、iOSの違いを極力なしく、シームレスな連携がとれるようにUpdateがされたようです。
その中で、新しいアプリ切り替え機能は普段Macで作業しているときに沢山のアプリやWindowを立ち上げている時、WindowsのCtrl+Tabのような切り替えができないので、ストレスを感じることが個人的には多かったのですが、このステージマネージャは、こうした切り替えストレスを軽減してくれるかもしれません。
Macの場合、どちからというとLinuxのWindowManagerの使い勝手に近く、デスクトップ上のワークスペース毎に作業環境を作る感じ。開発などを行うときなどには使い勝手が良くMacはこの点ではすぐれているとは思います。Window10にもワークスペース機能はりますが、1つの画面内で多くのアプリを立ち上げた作業でWindowやアプリを直感的に切り替える使い勝手は、個人的には、まだWindowsのCtrl+Tabの方が使い勝手がいいかな・・・という感じです。
ステージマネージャーを有効にするには、"システム設定>デスクトップとDoc"からステージマネージャーを探して"有効"にするだけ。
アプリの収納ボタンをクリックするとDockではなく、右側に小さなサムネイルとして格納されます。サムネイルから使いたいアプリウィンドウを選ぶとそのアプリがメイン画面になり切り替えはワンクリックでOK.
デスクトップをクリックするとステージマネージャーが見えるようになり、新しいアプリを起動させると自動的にステージマネージャーにこれまで表示していたアプリが格納された新たに起動したアプリがメイン画面となります。
ちなみに、このステージマネージャ、各ワークスペース毎(Macのデスクトップ1、2,3といったワークsペース)毎に生成されます。やはりこの点でもMacはワークスペースを重用するLinuxのX系GUIの使い勝手を意識しているのかもしれません。
Macの以前のアプリ切り替えは、三本指で上へなぞると展開されているWindowがデスクトップに展開された選ぶ方式でせいた。5つとか6つのWindowならばいいのですが、それ以上のWindowを開いている時は、正直どのWindowが何かわからなくなることがあったのですが、ステージマネージャーでは少しはましになったかもしれません。
ただ、WindowsのAlt+Tabの方がやはり使い勝手としては上だと感じました。
現在作業しているデスクトップの状況が余計なアニメーションでダイナミックに変わることなく、オーバーレイでアプリケーションWindowのサムネイル+タイトルが表示され、次に参照したいWindowを選ぶことができる切り替えに比べるとMacの切り替えはちょっとイケてないと思っています。
あと、大画面化が進んだモニター上のFinderメニューは、Windowのように各アプリWindowごとにした方がやはり直感的です。マウスやカーソールを上までもっていくコストがもったいないと思うのですが、これは漢字TalkのころからのOSの特徴なので致し方ないのかもしれません。
Windowsボタン+Eで使えるファイルエクスプローラーも、Windowの方がMacのFinderクリックから使えるファイルマネージャーより個人的には使いやすいです。
まぁ、これは好みの問題と慣れの問題なのかもしれませんが、実用性という点ではWindows.
Unixのコマンドが使えて、開発するにはMacという感じでしょうか?
PhotoshopやIllustratorや映像編集するには個人的にはファイルマネージャーやアプリ切り替えの使い勝手は、Windowsに軍配があるように感じています。
1点、ステージマネージャーのイケてない点として、同一アプリの複数Windowは並べて作業できますが
(例:Chromeで複数のブラウザを複数のWindowで開く等)、異なるアプリを並べて作業はできなかったです。(例:Outlookを開きながら横でメモ帳アプリで作業するなど)
そいう意味では、クリエイティブなMacを使うには、イケてるスパイエージェントのような瞬間記憶能力がすごく求められるのかもしれませんね:笑)
私の場合、しばらくステージマネージャーを使ってみましたが、結局のところ、1日使った所で"オフ"にしています。
macOSを使っていると、Other領域で60GMGとか100GM以上消費されるようになります。特にXCodeなどで開発する場合などはすぐに数十ギガのキャッシュが生成されるようです。Windowsではディスククリーンナップという機能があり、余分なファイルを自動的に掃除できるのですが、Macの場合は、ファイルマネージャーでCache系のファイルを探して削除しないと、すぐにディスクスペースが少なくなってしまうことがあります。
Macの場合は、iCloudに連携させたいという意図があるのかもしれないのですが、Otherラベルでこちらでコントロールが効かないエリアで大量なディスク領域を消費してしまうのはちょっと納得がいかない感じです。
Macでもディスククリーンマネージャーのような機能をOS標準で実装してくれないかずっと思っていましたが、Venturaでは、iPhoneと同じようストレージメニューからディスクの使用状況は確認できますが、相変わらずOther領域は相変わらずディスククリーンできない仕様となっています。
次のOSバージョンでこの機能がストレージメニューに追加されることを陰ながら期待する限りです。
2022年10月28日 ネズミ1号:略称「T」
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