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Space-X Falcon起動から戻る再利用ロケットがカッコイイ

2022年11月15日 ネズミ1号:略称「T」
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SpaceX Starshipも地上に戻るタイプ:宇宙空間へ効率的に物資大量移送ができそうな設計

さまざまな企業が宇宙開発に乗り出していますが、その中でもSpaceX社のロケットは一味ちがったコンセプトで設計されているようです。日本でもH2ロケットなど開発されているようですが、SpaceX社のように、打ち上げロケットが自分で起動を制御し、地球に戻って着陸するようなロケットはSpaceX社だけかもしれません。

ロケットがこのように再利用できるのでしたら、短期に、低コストで繰り返し、物資を宇宙空間に打ち上げられるようになるのかもしれません。

SpaceX社ではアルテミス計画、火星ミッションにおける主たるベンダーとしても選定されているようですが、実際の映像などを見てみると、将来火星ミッションが現実的に実施されるイメージが湧くようになるかと思います。


 

 

打ち上げロケットは自分で起動を変えて洋上基地に着陸・再利用される

SpaceX社で既に実用化されていて、現在、国際宇宙ステーションへのクルー搬送にも使われているクルードラゴンの打ち上げ中継映像をみても、地上10kmあたりで打ち上げロケットが切り離されて、その後自由落下しながら姿勢制御し、最終的には洋上に設置された着陸ポッドに見事着率する様は圧巻です。

space-x-rocket-0.gif

ちなみに、実際の中継映像では、ロケットにつけられた主幹映像だけなのですが、CGで再現された切り離しから打ち上げロケットが軌道を変えて地上に自分で戻る様は、SF映画が現実になったみたいでカッコイイです。

space-x-rocket-1.gif

昔ならば、大気圏内でそのまま放置される運命だった打ち上げロケットが自ら姿勢制御して地上に再突入するイメージ。

このシステムを見ると、アルテミス計画をはじめ、月面基地そして、ゆくゆくは火星基地建設のために大量の物資を宇宙空間に送れるようになるイメージが湧いてきます。

space-x-rocket-2.gif

こちらは実写。試験映像なので、地上の着陸ポッドに2機の打ち上げロケットが見事着率していますが、本番は、軌道を描きながら大気圏を出るので、洋上に計算して設置された着陸ポッドに着陸するようです。

既に実用化されているSpaceXミッションに利用されているロケット 

SpaceX Falcon Rocket

 

SpaceX DM-2 Flight Day Highlights - May 30, 2020

 

SpaceX Starship for Mars Mission

火星へ向かうスターシップの設計イメージ

トレーニングスペース、居住スペース、操縦・コントロールセンタースペース、そしてなぜかTESLA車が装備されている・・・

 

SpaceX Starship

 

地球や月面から火星に物資を運ぶスターシップイメージ

 



2022年11月15日 ネズミ1号:略称「T」
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