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新築戸建て購入後10年後以降に取り換えが必要となる意外な設備

2022年08月31日 ネズミ1号:略称「T」
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給湯器の寿命は10年から15年。10年以降はいつ取り換え次期が来てもおかしくない

新築戸建てを購入した人にとって10年後のイメージはなかなかしにくいことだと思いますが、日々忙しい生活をしていると10年というのは後で振り返ってみると驚くほどあっという間に立ってしまうものです。

10年を目安に住宅に設置してある設備としてそれなりに高価で耐用年数があるものの一つにお風呂やキッチン、洗面所等で温水を出してくれる給湯器があります。その他、10年目安としていわれるものでは外壁全塗装と屋根メンテでしょうか。

外壁や屋根塗装については、延床免責200㎡までを想定して130万から200万円ぐらいと言われていますが、この記事では、壊れてしまうとしまうと日々の生活に即不都合が生じる給湯器の事例について我が家のケースを踏まえ紹介しようと思います。


 

 

給湯器の寿命は10年から15年

アパート経営をしている人なら知っている人が多いと思いますが、実はこの給湯器、大体の寿命は10年ぐらいと見積もられています。プロパンガス業者などでは、10年で消耗する設備として、プロパンガス契約を継続する代わりに給湯器を無料で交換というサービスを行っている業者もあるようです。

戸建ての給湯器というと、外に設置してある給湯器を思い浮かべる方が多いと思いますが、以下3つの想定で構成されています。

  • 給湯器本体
  • キッチンに設置する給湯器コントローラー
  • お風呂内に設置する給湯器コントローラー

5年ほど前では、設置料金込みで15万から18万円ぐらいだったのですが、2022年現在、原材料高騰で20万強するそうです。

10年弱で故障した我が家の給湯器

実は、我が家では、13年目に、外に設置してある給湯器本体の湯を沸かす制御をする部品が壊れてしまいました。当然お湯が出なくなったことでガス会社に連絡しましたが、10年目安という耐用年数が当てはまったという感じです。

当時、部品だけ変えるか、給湯器全体を入れ替えるかガス会社の担当から提案を受けましたが、これは、当時、既に10年をすぎていたため、ガス会社の人の説明では、部品を変えるだけならば、35000円程度で済むが、10年以上経っているので、今後、どれぐらい外の給湯器が稼働しつづけるかは不明との説明でした。

当時、給湯器をすべて取り換えた場合、工事費込みで18万円ぐらいだったのを記憶しています。

結局、部品を交換してもらい、3年もてば御の字ということでしばらく使っていました。

その後17年以上稼働している我が家の給湯器、17年目に屋内の給湯器コントローラーが故障

それから4年後、今度は給湯器のコントローラーのランプがつかなくなりました。

お湯は出たので、ガス会社の担当に連絡したところ、コントローラーユニットが壊れてしまっているようで、お湯が出る場合は、給湯器の電源がON状態になっているので現地訪問できるタイミングまで使ってもらっても大丈夫とのことでした。

数日後、ガス会社の人が訪問し実機を見てもらったらやはりコントロールユニットが故障しているとのこと。

  • お風呂場設置のコントローラー交換することで正常にうごくようになる
  • 事前情報共有できたいたので、交換用のコントロールユニットは持参しており、その場で修理可能
  • コントロールユニットを変える費用として3万5000円程度かかる

とのとでした。

ただし、下記の状況から訪問いただいたご担当から給湯器全体の交換も提案いただきました。

  • 既に17年近く使っているので、外部設置の給湯器本体がいつ壊れてもおかしくない状況であること
  • 既に設置してある給湯器本体の部品提供は終了しているので、数年前に対応したような部品の交換はできない状況
  • 3万5000円かけて、コントロールユニットを交換しても、本体がこわれた場合、コントロールユニットを含めた代金として20万円かかる点

要は、今後いつ壊れてもおかしくないので、3万5000円かけてコントロールユニットを交換しても、全交換となった場合、無駄になってしまうということでした。

結論としては、故障したコントロールユニットだけ交換して今後何年使えるか見てみることに・・

そこで、全とっかえの場合の工期について確認したのですが、10日から2週間を目安に工事日を調整するということでした。

今回は、コントロールユニットが作動していない状況で、10日以上、給湯器を使い続けるというのが怖かったので、コントロールユニットをその場で交換いただくことにしました。

事前に状況を共有しておいたこともあって、訪問いただいた方が当日作業できるように交換ようのユニットをもってきてくれていた点が大きかったのですが、最低でも1年もってくれれば御の字かなと見ています。

17年もの間、現役の外部給湯器本体

中身の一部の部品を13年目に交換していますが、大分年期が入っています。

water-heater-1.png

キッチンに設置してある給湯器のコントローラー

こちらも17年間稼働しつづけてくれています。

water-heater-2.png

ちなみに、今回は、お風呂場設置のメイン?となるコントロールユニットを交換しました。キッチンに設置してあるものを少し長細くしたもので、給湯器として操作できる内容として

湯温、バスタブへの足し湯、ゆらぎシャワー(十年つかっていましたが、どういう機能なのか不明)、保温時間、風呂温度、お風呂にためる湯量、追い炊き、お風呂場の給湯優先、風呂自動(これはお風呂にお湯をためて、温度を自動で保ってくれる機能)

という感じでした。

交換して新しくなったお風呂場のコントロールユニット

現在、現役の給湯器の後継機種についているコントロールユニットということですが、細かい機能をみてみると、旧機種のコントロールユニットと全く同じ内容となっていました。

water-heater-3.png

water-heater-3.png

現在、使っている給湯機は既に廃盤となっているそうですが、後継機種も互換性を保っている点は今回非常に助かりました。

これまで、以下2つの部品を交換してきましたが、金額にして約7万円ぐらい

  • 13年目ー>外部設置給湯器本体の部品を交換 3.5万
  • 17年目ー>お風呂場コントロールユニット交換 3.5万

既に当初部品交換してから4年近く使えていますので、今後1年は使えると個人的には、大満足です。

17年目にコントロールユニットを交換しましたが、13年目に交換して部品が今後ともきちんと耐え忍んでくれてかつ給湯器本体の壊れやす部品も今後も動作しつつけてくれれば、20年近く現役で使えたらいいな・・と期待するばかりです。

でも、こうした設備が壊れる(故障する)ときって、ある日突然、くるんですよねぇ・・。

次に壊れるときは20万強の出費を覚悟しつつ、少しでも長く使えればと願うばかりです。



2022年08月31日 ネズミ1号:略称「T」
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