SEJ:米国シェアホリック社の最新の調査によると、フェイスブックとPinterest(ピンタレスト)からの何らかの方法でサイトを知ってアクセスした人が全体のトラフィックの1/15を締めていることが分かったそうです。この調査では、世界の約20万にも上るWebサイトを対象に行った調査だそうです。
この調査は、8大ソーシャルメディアを対象にそれぞれのプラットフォームからのシェアがトラフィック全体(検索:オーガニックサーチ、ペイドサーチ、ダイレクトアクセス、ソーシャルサイトからリファラーアクセス)に対するシェアを明らかにする目的で行われました。
フェイスブックの地位は不動のようですが、女性に指示されているPinterestが5%のシェアを持っているいる点が驚きだと言っています。Cocopaという日本のサービスがありますが、実はこのサービス日本よりも海外で数千万人のユーザー抱えているサービスです。当初iPhoneでは不可能だと言われたデスクトップのデコレーションをショートカットという手法でカスタマイズできるようにしたサービスなのですが、当社の取り締まり役の方が確か、海外では、Pinterestでユーザーのかわいいデスクトップが共有されることで一機に爆発したといっていたのが記憶に新しいところです。スタートから僅か4年目のPinterestの勢い恐るべしです。
以下は表の説明となります。
本レポートでは、手堅いソーシャルトラフィックソースとしてフェイスブック、ピンタレスト、Twitterを上げていますが、サイトによっては、LinkedInやGoogle+から多くのトラフィック誘導に成功しているところもあるそうです。要は、ターゲットオーディエンスが誰かということ次第となるのですが、上位3位のトラフィックにばかり気を取られることは逆にリスクとなることも警告しています。
例えば、フェイスブックなどはニュースフィードからのトラフィックが多くを占めているようですが、先日もあったようなウォールやニュースフィードの掲載アルゴリズムが変更されることで、一晩にしてトラフィックが限りなくゼロになる可能性もあるわけです。Pinterestにしても「You Can't Buy Pinterest Fame」にあるようにここ最近規約が微妙に変更され、単純にpinしただけで対価をもらうような行為は禁止しはいじめているようです。規約に違反したユーザーのアカウントは抹消されるようですが、オーガニックが依然のようにお金で買うリンクビルディングが難しくなったからといって、同じような手法をソーシャルに期待するのであれば期待外れとなりそうです。
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