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Z世代で流行っているSNSサービスTOP10

2022年07月25日 ネズミ1号:略称「T」
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最近のSNSサービス:動画系・サロン系SNSサービスが10代では人気

実は、先日うちの子が、YouTubeで見つけたアレンジされた楽譜が欲しくて、Dicord経由でゲットしたと聞いて、"Discord"って何?が切っかけで、久しぶりにグローバルに話題になっているSNSについて調べてみました。中高生が、今や、Discord経由で英語でやりとりして、PDFのSheetを手に入れられるようになっているんですね。それもスマホで・・。

これって使いこなせる人と、そうでない人とではいろいろと差がついてくるのでは?という改めて認識させていただきました。よくZ世代といって生まれた時から、スマホや常にオンラインにつながっている端末が身の回りにある世代にとって、友達から得た情報で口コミから広がるパワーというのは、やはりすさまじいものがありますね。

上記とは別に今後は、自分の興味関心のあるチャンネルフォローした動画コンテンツなどのDescription欄に記載のあるURLからDiscordみたいな新しタイプのSNSを使うようになっていくのかもしれません。

Z世代と言われるいわゆるデジタルネイティブ世代よる生活様式の変化に注目ですね。


 

 

こちらの「Platforms & Apps to have on your radar」記事を参考にというか、日本語訳しながらTOP10の最近話題となっていると言われている新手のSNSについて下記の通り(再編集して)まとめてみました。

1.TikTok 

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https://www.tiktok.com/

TikTokについては、中国初のバイトダンス社のショートムービーSNSですね。
米国でまたたく間に広がり、一時は問題視されたこともある件について聞いたことがある人も多いかもしれません。日本でも普及機を経てテレビCMを流すまでに至っていたと思います。

TikTok自体は、2016年に初期版がリリースされ、2021年に安定版となったとのことですが、参照した記事によると、2020年から21年にかけて米国で爆発的に増えたSNSメディアとしてはReditを抜いてNo.1だったそうです。

現在世界で10億人が使っているそうです。実は、昔あったVineというショートムービーあぷりの競合でこのアプリも同じ2016年にリリースされていました。

こちらはどちらかというと、ITギークな人を中心に話題になっていたように思いますが、TikTokは完全に10代で学校にいっている子供たちをターゲットに口コミで広がるようなフレンドグラフライクな仕組みをうまく活用したのが功を奏したのかもしれません。あと、投稿コンテンツについても、はじめの内は10代受けするようなサクラ投稿などもあったのかもしれません・・が、この辺りは知る人ぞ知るという感じでしょうか・・

ちなみに、Instagram Shoppingのような文約で、TikTok Shoppingなるものもはじめているようで、広告+課金系でのマネタイズフェーズに力を入れているみたいですね。

2.Discord

SNS-popular-in-Z-generation-02.png

https://discord.com/

Discordは、会員コミュニティを管理したり自分のコンテンツに関するファン管理といった用途に使われている新手のプラットフォームなのだそうです。
現在、月間アクティブユーザーとして1億5000万人のアクティブユーザーがいるのだとか・・。ZoomのようなVoiceチャットやテキストチャット、画面共有などの機能があるようです。もともとはゲームユーザーがゲームプレイ画面をライブで共有してコミュニケーションするサロンのようなものがスタートだったようですが、自分専用のクラウドインスタンスを持てて、いわゆる自分が運用する専用サロンに、URLを送信することで、ユーザーを招待することができるという閉ざされたチャットグループという感じでしょうか。

YouTubeやInstagramなどで作品を挙げて、ファンになるような人には、DiscordのURLを送信して登録承認するような感じで使われているようです。
実は、うちの子がYouTubeでアレンジされていていた楽譜が欲しくて、運営者に問い合わせしたら、Discord経由で楽譜のPDFを送信してくれたそうです。
その時はじめてDiscordってサービスを知るにいたった訳ですが、やはり10代の子から広がるサービスは強いですね。

3.Twitch

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https://www.twitch.tv/

Twitchは、一時期、中国ではやった投げ銭的な動画サービスです。まだあったの?って感じでしたが、ショート動画やLive放送をおこない、ファンになった人や気に入った人はサブスクして配信者を金銭的に支援することができるというもの。
もともとはゲーム好きがあつまるプラットフォームだったと記憶していますが、こちらも1億4000万人もの月間アクティブユーザーがあるそうです。
Discordの方がTwitchを抜き去ってしまったという感じでしょうか・・。

4.Instagram Reels

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(https://about.instagram.com/blog/announcements/introducing-instagram-reels-announcement)

世界で10億人が使っているInstagramの短尺動画共有サービスです。TikTokと同じようなコンセプトのサービスで企業のマーケ担当などがインフルエンサーなどを通してショートビデオクリップ(リール)を共有することを目的として使われるケースを狙っているようです。
「インスタ映えする」とよく耳にしますが、Instagramの方がTikTokのように茶化しがなくて、芸術性にも富んでいる側面があるので、インフルエンサーマーケティングに重宝されているのが分かる気がします。

Instagram Reelsのおいしい点は、ビジネスサイドに目が向いているように思いますが、投稿された短尺動画が、ユーザーのInstagramに無作為に表示されるアルゴリズムもあるのだとか・・。
「インスタ映えする」動画かどうか判断して、エンゲージメントを稼げる(拡散される・・)というアルゴリズムだったならばマーケ担当にとっては最高のツールとなるかもしれませんね。

5.Patreon

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https://www.patreon.com/ja-JP

私は聞いたことがなかったのですが、世界で月間800万ユーザーいるサロン系SNSみたいです。実は、歴史は古く2013年からのサービスで、ここ数年で急激に利用者が伸びているのだとか。

新しいサービスコンセプトを打ち出して世に出したのが早すぎたようですが、時流にのってある程度の地位を獲得するにいたったということなのかもしれません。

Pateronの主なサービスはアーティストやクリエイターが月額サブスク会員コミュニティを運営できる仕組みを提供します。

サブスク会員になったファン向けに、エグゼクティブコンテンツを提供するという感じのサービス。サブスクメニューについては、メンバーランクを設定して費用を変えたりすることもできるようで、ファンのエンゲージメント度に応じてお金を稼ぐことができる仕組みも整っているようです。

Z世代に代表されるデジタルネイティブな人達にとって、スマホから好きなアーティストやクリエイターのコンテンツを消費してチャットやスマホの画面を彩るという感じでしょうかねぇ。

最近、耳にするようになったNFTというブロックチェーンを使ったデジタル著作権技術が広く普及するようになると、こいうのって収益性はさらに高まるのかもしれません。

ただし、昔もあったDRMなどのことを考えると、権利をあまりにもがちがちにして、1円単位で請求されたり、指摘されるようになると、コンテンツってなかなか拡散しなくなるようにも思ってしまいますが、どんな感じになるのでしょうか・・

6.Twitter Spaces

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https://help.twitter.com/en/using-twitter/spaces

Twitterを通してLive音声会話ができる2020年にはじまったTwitterの新しいサービスのようです。
新しいTweetを作るボタンを長押しすると、Twitter Spaceのボタンが現れて、スペースを作ることができます。(ホストとしてスペースを作れる)このスペースは公開スペースとなっているようで、フォロワーでなくとも誰でもリスナーとして参加できるそうです。

作られたスペースの中では、上限13人まで同時に会話できるのだとか。

10代同士のひそひそ話にはいい感じですが、フォロワーでない人もリスナーとして参加できるようなところがちょっと微妙かもしれません。

7.Spotify Greenroom

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https://newsroom.spotify.com/2022-04-12/spotify-greenroom-is-getting-a-new-name-spotify-live-and-a-new-home/

Spotify Greenroomは、Amazon PrimeのWatch Partyのようなサービスで、Spotify上での配信者の音楽やPodサービスをフォロワーといっしょに視聴しながら、リアルタイムチャットなどができるサービス。Spotifyというと流れいる音楽から曲名を検索できるサービスや、音楽サブスクなどいろいろと話題となった記憶がありますが、デジタルネイティブ層をマイクロコミュニティとしてどう取り込むか、DAUやリテンションを稼ぐか苦心しているのかもしれません・・。

8.Caffeine

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https://www.caffeine.tv/about.html

Caffeineとは、ゲームやスポーツ、エンターテインメント向けのライブストリーミングサービスで2016年に設立された企業が2018年に正式にローンチさせたサービスだそうです。

当該カテゴリーのインフルエンサーを獲得しながらじわりじわりとユーザー数を伸ばしているようです。

Offset、NFLプレイヤー、著名なゲーマー:JuJu-Smith-Schusterなどが著名なインフルエンサーとして利用しているようです。

サービス構成は至ってシンプルで、ホストが実施するライブ配信をみながら、盛り上がりチャットができるという感じのようです。類似サービスと似ていますが、スポーツやゲームプレイなどオーディエンスが一緒に盛り上がれるというコンセプトは、Amazon Prime VideoのWatch-Partyと一緒なコンセプトですね。

Caffeineでは、インフルエンサー以外にもFox-SportsやESPN、大学関連のスポーツなどもLive番組として配信して聴衆観戦できる機会を提供しているそうです。

ポストコロナのニューノーマルを見据えて、こうした巣籠観戦系のサービスは今、資金を獲得しやすい環境のようで、これまでに$294M(日本円で約4000億円)もの資金を集めているそうです。

9.Supernova

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https://go-supernova.com/

Supernovaとは、チャリティーを主眼としたソーシャルメディアプラットフォームで、2021年にローンチされた新しいアプリなのだそうです。

実際にモデレーターを活用して、コミュニティ運営がなされているようで、FacebookやInstagramなど近年若者の精神状態への悪影響に関する研究レポートで指摘されいるマイナス点について親世代が認識しつつある中、より倫理的で安全なSNSというポジションを獲得しているようです。

チャリティというと日本ではなじみがない感じがしますが、このプラットフォームの利用者は、モデレーターとして自分がモチベーションをもっているテーマについてサポーターとして参加することができるようです。

健全なコミュニティ運営に貢献できるボランティアシップのようなモチベーションをベースに設計されているSNSのようで、利潤動機や自己顕示欲、認知欲求といった近年のSNSへ参加するモチベーションとは違ったボランティアシップによる自己達成感などがモチベーションになっている点で、健全で、安全性が高いSNSという期待感がSupernovaに抱かれているというのは分かるような気がします。

10.Clubhouse

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https://www.clubhouse.com/

日本でも、著名人を中心に一時期広げようとされたように思えるClubhouseって聞いたことがある人もおおかもしれませんが、このサービスは、ソーシャルオーディオハングアウトアプリと言われるとおり、音声会話を通して新たな出会いや興味関心のあるトピックについて議論できる場を提供しているアプリサービスです。

利用者は、いわゆるセレブやエンターテイナーをフォローし、入室を許可されることで、秘密のルームで情報をゲットできるというわくわく感というか、優越感というかが味わえるといった感じの仕組みなのですが、ポイントはセレブという点でしょうか?

スクールカースト上位の人からあなたは、うちのグループとして認めてあげるといった認知をされるのがうれしいのでしょうね。

でも、こういうのってスクールカースト内での認知・共生みたいな感じのコンセプトに通じるところがある様に思うのですが、多分ですが、しばらく使っていると疲れてしまって、もっと気軽なものにシフトしていくように思います。

結局のところ、「Platforms & Apps to have on your radar」の記事では、かろうじて10位ランクインという事から見ても既にオワコンな感じなのかもしれませんね。ちなみに全世界で1000万人ぐらいの月間アクティブユーザーがいるようですが、全世界でとなるとちょっと厳しいMAUですね。



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