2021年10月27日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
スクラップ
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住まい
元アップルのデザインディレクターだったJunoという人立ち上げたMassTimberHousingCompanyというベンチャーがユニクロのようなというか、どちらかというと部品を組み立てて製品をつくる家電やデジタル機器のような作り方を開発しているそうです。
剛性木材から作られるおよそ33個もの基本パーツを組み合わせて、さまざまなタイプの家が作れるみたいです。MassTimberというらしいのですが、これまでオーダーメイドで作る家では、1本1本の木材の性質を考えながら、部材を調達しつつ、設計してとある意味制約があったようです。
安定した強度と品質を確保できる剛性木材を使うことで、建物を構成するパーツを共通部品として効率化することができるみたいです。
行ってみれば、レゴブロックのような共通規格の部品を使っていろいろな形の建物を建てるといった感じですね。
おそらくですが、設計段階でも、剛性剤の共通化されたパーツを使う前提でより工数を少なく強度計算なんかもい自動でできるようなソフトと合わせて簡単に誰でも建物の設計ができちゃうような感じなのかもしれません。
往々にしてベンチャーでアーリーステージの企業においては、夢物語のようなコンセプトありきで、では実際は、具体的にどんなソリューションになっているの?と詰めてみると、見た目は良さげでも、裏では手わざ、張りぼてでやっているというケースも否めないのですが、安く、カッコイイ家が建つようになるといいですね。
日本では工場である程度パーツを作って現場で組み立てるツーバイフォーや飯田産業やタマホームなどが、坪単価ベースで安価に住宅を建てられるように間取りなどをある程度規格化して同じような家をたくさん建てたりするようなビジネスモデルなども流行ったようですが、北米のこういう新しい住宅建設の流れが逆輸入され、斬新な家が建てれるようになるといいですね。
2021年10月27日 ネズミ1号:略称「T」
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