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Amazon PrimeでDolbyATMOS対応作品をSONY HT-X8500で試してみた。

2021年10月26日 ネズミ1号:略称「T」
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Dolby ATOMS対応の映像ソフトまだまだ出回っていない・・

SONY HT-X8500を購入してからDolbyATMOSを試そうとAmazonPrimeで対応しているソフトを探してみました。実は、まだ市場にDolbyATMOS対応の映像ソフトってそこまで広まっていないようで、Amazon Prime Videoでは、AMAZONオリジナル作品のみの対応みたいです。

最新の映画ソフトなども探してみましたが、普通のDolby5.1chものがほとんどでした。

そもそもDolby-ATMOSと言っても実は私もどういう規格なのか当初よく知らなかったのですが、ヘッドフォンやリアスピーカーのないサラウンドバーなどで立体サラウンド音響を再現可能な規格という認識しかありませんでした。

通常の5.1chドルビーでも、HT-X8500は、音声信号をリアルタイムで解析しながらDolby-ATMOSぽいことをしてくれているようで、低音・音の広がりは十分なほどでしたがやはり買ったからには本家Dolby-ATMOSの音を再生してみたいと思うのが購入者の心情というもの。

ということで、この記事では、DolbY-ATMOSってなに?からPrimeなどで見れる作品の数がいかほどあるかまで、個人的な感想を踏まえ紹介します。


 

 

Dolby ATMOSとは?

簡単に言うと、これまでの5.1chや7.1chドルビーとは違い、DobyATMOS方式の音素材は、空間の中で広がる音をそれぞれ独立したサウンドデータとしてライブラリ化していて、いろいろなスピーカーに合わせてチップ上でリアルタイムに最適化してレンダリングすることで、ヘッドホンやシアターバー型のスピーカー、5.1chや7.2chな音響システム、はては最大64個のスピーカーまで考えてレンダリングする映画館使用のものまで対応できる規格みたいです。

ということで、Dolby ATMONS対応とうたっている製品では、用意されたそれぞれ独立した音源(128近くの音声トラックチャネルと、三次元空間を音の波が流れる情報を再現する位置情報)をそれぞれのスピーカーでデバイスで表現できる立体音響として再現することができる規格ということができますね。

Amazon PrimeでDolby ATMOS対応作品(2021年10月現在)をHT-X8500サラウンドバーで試してみる

sony-x-ht-8500-image.jpg

ということで、HT-X8500でDolbyATOMS作品を試すべくPrimeで見れる作品を探してみました。

私がPrimeを確認したのは、2021年10月時点となります。

結論から言うと、Amazon Primeオリジナル作品のみDolby ATMOS対応という状況でした。

過去の作品や今年上映した作品などもほとんどがドルビー5.1ch方式で、殆どの作品がATMOS音源対応していませんでした。

一部ブルーレイディスクなどえATMOSが始まっているという記事を見ましたが、直近の作品についても、映画製作時のMA作業でATMOS音源対応MAスタジオを使わないとあとから、リマスター化しなければならないでしょうかが、今後、新たに封切されるATMOS対応作品に期待する形となりそうです。

ちなみにAmazon Prime VideoでDolbY-ATMOS対応しているかどうか確認する方法は、作品詳細情報画面に Dolby-atmos.jpg のアイコンがあればOKです。

有料オンラインレンタルものから、セル版のソフトまで探しまくったのですが、結果としてはAmazonオリジナルのドラマ、映画作品のみATMOS対応という事を把握するに至った次第です。

Amazon Prime VideoでDolby ATMOS対応映画を実際に視聴してみた感想

Dolby ATMOS対応している映画としては、以下2つの作品がAmazon Prime Videoではめぼしい作品という感じでした。

tw02.jpg

トゥモロー・ウォー

タイムトラベラー達が緊急のメッセージを届けに2051年からやってきた。その内容は今から30年後の未来、人類はエイリアンとの戦争に敗れるというものだった。人類が生き残る唯一の希望は、今、ここにいる兵士や民間人を未来へ送り込み戦いに参加させること。娘のために世界を救うことを決意したダン・フォレスターは、地球の運命を書き換えるため、優秀な科学者と疎遠になっていた父親と結束し戦いに挑む。


tw01.jpg

イントゥ・ザ・スカイ

時は1862年。命知らずの気球パイロット、アメリア・レン(フェリシティ・ジョーンズ)は時代の最先端を行く気象学者ジェームス・グレーシャー(エディ・レッドメイン)と共に、天気について研究するため、歴史上の誰よりも空高く飛ぼうと挑む。


早速、上記2つの作品を選んで再生すると、SONY HT-X8500 サラウンドバー上部のATMOSランプが点灯しました。普通に作品を見ている際には、これまで点灯することのなかったATMOS仕様の音源の再生に入ったことをこのランプが示してくれます。

Dolby-atmos2.jpg

左右、上下の立体音響が広がりをもって再現

まず一番顕著なのが、ドルビー5.1chをHT=-X8500側で疑似的に立体音響に変換して再現している時と違い、明らかに、左右や上下の音の移動が明確に再現されるようになった点。

ヘリのプロペラの音が、斜め左奥から、右側遠くへ過ぎ去っていくような音の移動や上部から包み込むような爆発音などど。

人込みの中での物音や、足音なども広がりもってリアルに再現してくれていました。

まだまだDolby ATMOS対応の作品が少ないということで残念な限りですが、5.1ch音源でもそれなりに広がりもって作品を楽しめているので、当面はこれで我慢ですね。

でも、来年度以降、Dolby ATMOS対応の多くのハリウッド作品がAmazon Prime Videoで配信されることを期待したいと思います。



2021年10月26日 ネズミ1号:略称「T」
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