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通貨戦争は既に始まっている、世界中で大国から買い集めらている金が意味する事とは?

2017年06月06日 ネズミ1号:略称「T」
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世界の外貨の6割程度が米ドルで保有されているそうですが、ニクソンショックからドルは金と交換できなくなったのは皆さんも知るところだと思います。そんな米ドルは石油の決済通貨して流通することで基軸通貨の地位をたもってきたと言われています。

今年に入って債務上限期限到来を迎える動きに合わせて各国は米ドル一極支配体制を打破すべく水面下で動いているらしいです。(本当かどうかは別としてですがー。)


 

 

金を買いあさるロシアと中国。不換
紙幣ドルを放棄しゴールドに売らず消された強い通貨を目指す!?

ロシアと中国は2国間の貿易を活性化させるための手形交換所を作っているそうです。

手形というと、重たい金や紙幣をもちるかなくても、離れた地に手形さえもっていけば、現金や現金に相当する金と交換できるよう仕組みなのですが、今やグローバルに電信で決済できる時代に古代ヴェネチアや地中海時代に戻ったような時代錯誤な感じの手形交換所ってどんな感じなんでしょう。

これまでロシアや中国は水面下で金を集めてきているそうですが、外貨保持している米ドルを持ち続けることで、間接的に米基軸通貨体制の維持に協力しているというに嫌気がさしていたということはなんとなく分からなくもないです。

ただその起死回生案というのがなんとゴールドなんですね。

金(ゴールド)や銀(シルバー)は実は金利を生まない「正貨」

西側諸国の銀行などは金や銀などの現物をポートフォリオに組み入れるのに消極的だといわれているようですっが、金や銀には金利がないんですね。確かに金や銀の価格は変動しますが、それは通貨の価値が代わるからこそ、相対的に価格が動いて売るように見えるわけですが、通貨に交換しなければ、その価値は不変ということなんでしょうね。

そういう意味では金や銀の価格変動によって儲けるしかない訳ですが、現在の米ドルの信用が崩壊しつつあるとしたら、ロシアや中国といった大国が水面下で金を買いあさっているのもなんとなくですが分かる気がします。

つまり金や銀現物のそれ自体の価値は増えたり減ったりしないということ。信用という面において金や銀の現物というのが大きな裏付けになりそうだというのは理解できますね。

ドルやその他通貨がこれからリセットされるような出来事が本当に起こるのかは不明ですが、一部では、「ヒンデンブルク・オーメン」みたいな株価大暴落を予測する兆候が出ているみたなことも言われているようです。

●●革命だとか、名前の付くような事柄というのはだいたい歴史を紐解くと裏でシナリオが練られているといわれていますが、"ヒンデンブルク・オーメン"みたいなオカルト神話にでてくるような聞こえのするフレーズが権威ある紙面でまことしやかに語れるようになっているとういうのは近い将来何かしらの事態がおこる?ということなのでしょうか?

ロシアは原油を含めた天然資源算出国、一方中国は世界の工場とまで言われるようなりつつ、中国国内にはそれなりに資源のある国だったりするのですが、この2国が双方の貿易を活性化させて、やり取りする通貨の裏付けとしてゴールドを想定しているらしいという話しです。

あえて、伝統ある金(現物:ゴールド)にペッグさせることで、西側諸国の通貨システムから脱却するという発想なのだなと目から鱗な感じであるのですが、原油算出国であるロシアとGDP世界第2位となった中国2国がこのような構想を画策しているとしたら、それなりにリアリティがある事になるのかもしれません。

通貨が戦争が実は裏で熾烈を極めていて、通貨体制がリセットされるとしたら、その時、ゴールドやシルバーとった現物の裏付けをもっている通貨が力を持つことは確かかもしれません。

金に纏わるエピソード:『米アリゾナ州で「金貨を正式な通貨に」規定する法案が成立。』

アリゾナ州では「金貨を正貨に」法案(HB2014法案)が議会で可決され、州知事により正式にサインされた法案は効力を発生させたそうです。

アリゾナ州では同法案により、金、銀、その他金属は「正貨」として認定されることになったのだとか。資産売却によって出る利益に対する課税も逃れることができるそうです。
金や、銀が法廷通貨として認められることになったアリゾナ州では、お店で普通に金貨や銀貨で買い物ができるようになるみたいです。

でも、誰が金貨や銀貨を鋳造するんでしょうか?
アリゾナ大銀か、アリゾナ小銀貨・・というような貨幣が鋳造されるのでしょうか?

実際どうなるのか楽しみだったりします。



2017年06月06日 ネズミ1号:略称「T」
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