日経ビジネスより:中国のシャドーバンキングが第2のサブプライムだと最近記事で叫ばれ始めています。その過程でインターバンク金利が急騰だとかバブルが弾けるなどと衝撃的な見出し記事が出始めていますが、新体制の元、バブルの配下で不採算な事業などをつぶしながら次の成長モデルへ構造改革を進めている..
【この記事の要旨】
- 中国国内では季節的に資金需要の逼迫するこの時期にあえて流動性の供給を絞った
- インターバンク金利(銀行間取引金利)が急騰したがこれは政府による不採算融資、不健全貸出抑制への警告だ
- 中国政府は米国サブプライム化する前にいち早く手を打っている。経済が若干停滞しようが、"爆食経済"からの脱却を図る強い意志表示がされたと言える。
見出しでは、中国短期金利市場(銀行間で短期資金を融通するインターバンク金利)が急騰し13%にといった趣旨がクローズアップされていますが、実はシャドーバンクキングへ流れるお金(金余りの中、旧日本のノンバンクにあたるようなリスクの高い融資)を徹底的に取り締まるという言わば上流で蛇口を閉めて金融機関に強烈な警告を与えているということです。
内容としては、自由主義経済のいいところを取り入れて世界第2位まで上り詰めた中国ですがこれを「爆食経済」と認識していて今後、少子化、高齢化を見据え、易い賃金、エネルギー爆食しながら成長するモデルを転換しようと5カ年の計画を練っているとのこと。
共産党による徹底した計画なので、トップダウンで着実に遂行するんだろうなぁと読み解かせて頂きました。
新しい体制下で景気を犠牲にしてでも構造改革を優先しようという強い意思表示がされているということですが、一方で中国は追い詰められていると言われています。ただ見方を変えると、金利という禁じ手をうってまでも不健全な融資などによるバブルについてあぶり出しを作戦を行なっているも見られるようです。ようするに政府によって意図され、演出された混乱という見方です。
「日本バブル」を否定する、中国の策略とは?でも中国のしたたかな戦略が語られていますが、これは国際舞台(金融世界)の中でどう演出、アピールし投資家心理のコンセンサスを形作るかの情報戦とも言えることだそうなのでこの点一般マスコミ記事を読んだだけでは本質的な側面が分かりにくいというのが実感です。複数の記事を並べて見ることでさまざまな立場の人やロビーな人が情報戦を繰り広げているんだなぁと改めて考えさせて頂きました。
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