moneyvoice:ふと忘れがちなのですが、「金」というものの実質的な価値とうのは不変であるという事実は頭では理解していも、普段コンビニやスーパーで金塊や砂金を詰めた袋などでお代を支払う習慣のない我々いはリアルにしっくりこない部分が多いのも事実。
しかしプロの投資家は、きちんと金というものの本質的な価値を理解してるということがmoneyvoiceからの記事からわかると思います。
ニクソンショックなどを経て、通貨が金とペッグされなくなって久しいですが、そもそも貨幣概念というのは金貨とうのが基本だったのは歴史を勉強すれば出てきたことだと思います。
古代フェニキアなどにおいて、地中海周辺貿易をする上で、重たい金塊をもちあるくのが面倒だということで、各港町で持っている金をあずけて、為替手形をもらって、ほかの港でその為替手形をもらて金を受け取るみたいな銀行業がはじまったのがヴェネチアだといわれていますが、金は面倒ということでこの銀行が発行する為替が紙幣として流通していったというのが今日の紙幣通貨という概念だと思います。
そもそも、発行される紙幣の価値を売らずけるものが金で、よって銀行から発行される紙幣は銀行券と呼ばれていたと思いますが、ようは銀行へ紙幣を渡して金と交換してください!といえば、それ相応の金と交換できたわけですね。
ただ、紙幣を発行しすぎて、交換できるだけの金が中央銀行にあるわけでもないのに、ということが第2次世界大戦以降横行して、ニクソンショックによって金と紙幣の交換はしません!という体制になって今日にいたるという訳です。
ドルにせよ、円にせよ、ユーロにせよ、元にせよ、みんなが疑問に思わず、せっせと働いて稼ぎとしてもらっていてありがたいと思言えるのはお店で代金として支払えるからですね。
でも、金と違い、為替というのは価値が変動し、時には紙くずになるという事実は普通に生活していると忘れていしまうようです。
金=不変=鉄くずにはならい
という事実。
確かに金には利息や利回りはついませんが、経済が破たんして紙幣という概念が紙くず同然になると予想されるとき、我先にと地球上でプール2杯分ぐらいしかないといわれている金へ紙くずになる前の紙幣を交換して避難逃避するという行動は理に適っていると言えそうです。
よく投資系記事に登場するジョージ・ソロスというおじさんがいるのですが、彼がここ最近株を売って金を大量に買いあさっているという噂がたっているようです。その噂をもとに、大物投資家が弱腰となって金に資金を逃避させている!と書いている記事などをみることがありますが、大物投資家は、今後各国で経済破綻が起きると予想しているみたいです。
今、世界中の石油・天然ガス産業において、35万以上もの労働者がレイオフされているそうです。テキサスもまた、その痛みを感じている場所のひとつで、これだけの経済指標がリセッション入りを示しているというのに、アメリカの大半の人々は巨額のクレジットカード残高をせっせと積み上げているということらしいですが、ほかの記事などでは、アメリカの大卒の3年後の平均年収が1900万円、日本は東大や京大を卒業して3年たった時にもらえる給料をみてみると、高学歴な人材を低コストで使っているなどと論じられている記事を目にしましたが、そもそも、アメリカのそのありえない給料って架空お価値に売らずけられた株価だったりするわけで、大学を卒業して3年後に年収2000万円ということ自体やはり異常なのかもしれませんね。
米国の現時点でのクレジットの未払残高は、2016年末には1兆ドルに達します。金融危機の年の2008年、人々のクレジットカードの未払残高は9842億ドルからなお増え続けているとのこと。
利上げは見送られつづけていますが、ひょっとしたら、先進国各国で経済破綻がおきるような日が実は近い!?ということで、地道に備えあれば憂いなしという心構えをしてみてもいいかもしれませんね。
いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる
フェルディナント リップス (著)
概要 Amazonより:ドルに対する信認の低下は、現在の世界経済の大きな難問のひとつ。金とドルとの戦争の歴史を読み解くことで、経済の裏側が見えてくる。 世界はドルに騙されている!ロスチャイルドの元金庫番がまやかしと欺瞞に満ちたアメリカによる「ドル支配」の実態を暴く。
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