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フィカス・ベガレンシス(ゴムの木)の育て方:3鉢枯らしてしまった教訓

2022年11月01日 ネズミ1号:略称「T」
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日の当たる窓際・とにかく日光が当たる場所へ置くことが重要

近年のお家時間の影響か、観葉植物の人気があがっているようです。私もゴムの木が好きで、フィカス・ベガレジデンスやアルテシマなど数鉢家に置いていますが、北側、1Fの室内に置いていたフィカス・ベガレンシスだけ3鉢も枯らしてしまいました。

ただ、葉の質感や部屋を彩る緑のボリューム感が気に入っており、個人的な試行錯誤による1年を通してベガレジデンスを維持するポイントについて共有します。


 

 

とにかく日光が重要

結論としては、ベガレンシスについては、とにかく日光が当たる場所で葉を強くするという点。

4月から6月の成長期には、新葉がでてきますが、日光が少ないと、しわしわ気味の葉になったり、黄緑色のまま中途半端に大きくなったような葉となってしまいます。

冬場になると、日光を十分浴びていない葉は端の方から黒ずんでしまったりして1枚、また1枚と枯れて落ちてしまいます。

なんとか冬を乗り越えても、翌年の成長期に、しぼんだ葉っぱしか出てこなくなり、そのうちにダメになってしまうという感じです。

十分に日光があったている葉は、新葉が出てからだんだんと濃い緑色になって、葉の厚みも増え、丈夫な葉っぱになっていきます。

ここまで来ると、徐々に葉があれて、落ちて行き、最後にはゴムの木そのものが枯れてしまうリスクは大分軽減します。

葉が上部になると、木の幹内の水を吸い上げる力も補強されるようにも考えています。冬場も日光が間接的にでもあたる場所に置き、葉を維持出ている個体は、翌年の成長期にしっかりした葉っぱが生えてくるのを見ると個人的にはこのようにとらえています。

私も、いい感じによれているベガレンシスが手に入り仕事部屋や1Fの部屋の中に1年半ほどおいていたのですが、今年の秋口にダメになってしまいました。

ベガレンシスについては、幹のよじれなど気に入る鉢に出会うのはケースバイケースなので気に入った鉢が枯れてしまうと結構ショックだったります。

夏場は直射日光をさけ、窓際で十分な日光が当たる場所が重要

難しい所は、何でもかんでも直射日光を当てればいいという訳ではないという点。特に炎天下の真夏に直射日光にあてると、葉焼けして葉っぱが黒ずみ、枯れてしまいます。

夏場に葉を強くしようという時は、バルコニーでちょっと日陰になりそうなところに、鉢に十分な水をあげ、葉水をふんだんにして数時間置く感じがいいようです。

気温の下がる冬場は、室内で、午前中、もしくは午後1時間は日光が当たる場所を選ぶ

4月から6月、そして真夏にいい葉っぱがついても、冬場に日光が全く当たらない場所に置いておくと、葉の隅の方が黒ずんできたりしてだんだんと葉が落ちてきてしまいます。

寒い冬場は、1日、最低1時間は間接的にも外から太陽の光が葉にあたる場所におかないと翌年の成長期に元気な葉が出てこない傾向にある様に思います。

冬場は、成長がストップするので水やりはたまにする程度で構いませんが、仮に鉢の土が乾いていても結構大丈夫です。ただ、毎日、太陽の光があたらないと、上記にするしたように葉が病気になってしまうことが多かったです。

ベガレジデンスについては、冬場は5から10℃ぐらいまでは大丈夫と言われているようですが、真冬の早朝などは場合によっては5℃以下なることが東京でもありますが、仮に気温がさがっても冬場でも日光にしっかりあたっている個体は力強い緑の葉を維持してくれています。

私の場合は、2Fの窓際においてあるベガレジンスが一番元気に維持できています。結構巨大な鉢ですが、午前、午後1日3時間は太陽の光が差す場所です。

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写真を見ると、ベガレジンスは日光が当たる方向に枝をこれでもかという勢いで伸ばしている様子が分かると思います。

ゴムの木の中で、窓際に置かなくてもそれなりに維持できているフィカス・アルテシマ

窓際でなく、部屋の中央においても維持できているフィカス・アルテシマ。3年ほど冬を乗り越えて維持できています。

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ただ、はやり光が間接的にしか当たらないので、新葉はちょっとしわしわ感がいなめませんが、ベガレシンスの場合、この場所では枯れていたかもしれません。

北側の部屋において枯れてしまったベガレシンスに変わってアルテミスを今は置いています。

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まだ1年ですが、無事越冬して維持できています。

更に1Fにおいて枯らしてしまったベガレジンスの代わりにあきらめきれず再度今年春前に購入したベガレジンス。

gomtree-4.png

夏場に部屋の中で葉が維持できないかトライしていましたが、はやり日光が反射する反対側の葉っぱがしわしわになってしまっている葉が所々に見受けられます。

窓際におきながら、秋口には外に出して直接日光にも当てて、何とか復活してきた感じです。

特に日当たりが難しい1Fにベガレンシスを置くと1年を通してほどよく光りがあたるというのはベガレジンスを維持するためには重要なポイントなんだなぁと改めて痛感しています。

まとめ

ゴムの木にはいろいろな種類がありますが、どちらかというと赤道近辺の南国の木なのですが、私の経験から、やはり日光があたる場所に置くといのがポイントとなるかと思います。

あまり日光が当たらない場所でも手がかからず維持できる観葉植物:モンステラ

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間伐した枝を挿し木から育てる楽しみもあるゴムの木

挿し木をしてみると良く分かりますが、同じように根が張ってもベガレジンスよりもアルテシマの方が育てやすさという点では軍配があがるようです。

挿し木をするのは5月ぐらいから夏場がベスト。うまくいくと、2か月ぐらいで根が張ってきます。

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1年半ちかく根がはっているが、葉がでてこないベガレジンス

今年の夏場に鉢に移したアルテシマとベガレジンス

アルテシマ

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挿し木から鉢に変えて水を与えていると、さっそく新葉が伸びきてきました。このペースから2年ほどで、それなりの大きさに成長しそうです。

ベガレジンス

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アルテシマと比べると、新葉はでませんでした。実は1年ちかく挿し木をしていて沢山根もはっているのですが、やはりベガレジンスの方が挿し木から育てるのは敷居が高そうです。

ちなみに、枯らしてしまったお気に入りのくびれがあったベガレンシスはオブジェとして部屋に飾っています・・・

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