はじめて、ソロキャンプを始めようと思っていけれど、どこから揃えたらいいかわからないという方にとって、一番いいのは、知人と何回か一緒に行きながらノウハウを学びつつ、徐々に道具を揃えていくというのが一番の近道。
とは言っても、ソロキャンプと言うからには、一人ではじめるという方が多いのではないでしょうか?
特に相談する人もいなくて、でもやってみたいという人は、ネット検索しまくって情報収集するのかもしれませんが、一つの参考までに、私の経験を参考に初心者がはじめてソロキャンプをはじめるのに必要な最低限の道具一式と予算感、おススメアイテムを紹介します。
私の場合、家族キャンプを10年ぐらいやって、その後ソロキャンプもやるようになって3年ぐらい立ちます。
その間、いろいろな道具を買い替えてきたり、中には失敗してしまった・・という物があったのも事実。
キャンプに行きながら、ソロキャンパーの方々の装備などを参考に、ものぐさな自分ならばこうするかな・・という感じで道具を買い揃えてきたわけですが・・キャンプ道具を値段もピンキリで、こだわれば、驚くような金額になることも・・・
まずは、初めてソロキャンプを始めようとしている方は、車など自分が所有している移動手段のラゲッジスペースに詰めるボリュームを知るためにも、以下の順番で道具を選んでみることをお勧めします。
- テント
- テントのサイズで全体の荷物イメージがきまります。
- テント本体以外に、
- テント下に敷くシート
- テントの中に敷くインナーシート
など選択を間違えると結構がさばってしまいます。- ソロキャンプは一人で全てするわけですから、とにかく軽量、組み立てが超簡単系を選ぶのがおススメ
設営から撤収までをスピーディーに行えるか否かはテント選びが決め手となると思います。- シュラフ(寝袋)
- 結構荷物としてがさばるのがシュラフ。コンパクトなものを選ぶと寝心地や寒さ対策が万全でなかったりとシュラフは正直何度か買い替える覚悟が必要
- 初めのうちは、5000円前後のシュラフを購入し、自分にあったものを探っていくのがいいかもです
- この他は、シュラフの下に敷くマット。マットをシュラフの下に敷くことで、冷たい地面をシャットアウトして、快適に眠ることができるようになります。
- 余裕があれば、インフレーション(空気で膨らむ)枕があるとベストです。
- 椅子・机
- こちらもがさばりますが、ソロの場合は正直小さなものを揃えればOKです。
- 最悪地面を上手に使えばいいわけですし、参考までにおススメなアイテムも紹介します。
- 焚き火台
- これ結構重要
- ソロキャンの楽しみの1つとして焚き火を楽しむのももちろんですが、効率的に調理に使えるものを選べるかで、今後のソロキャンプの楽しみが変わってきます。
- 基本コンパクトなものがおススメ
- その他
- スタイルに合わせて・・食器、ガスバーナー、薪割り斧、ランタン クーラーボックスなど
- タープ
- タープは、個人的には必須アイテムなのですが、初心者の方にとっては設営に若干のテクニックがいるので、これでキャンプのイメージが悪くなるのならば、慣れてきてからチャレンジすればOK。
- 雨の日や、こだわりのプライベート空間をつくらなければ、キャンプ場で直射日光が当たらないところなどを選ぶことで、春から夏の普通のシーズンは十分楽しめると思います。
こうしてみると、自分で書いていてなんなのですが、結構揃えるものありますね。
いきなりだと難易度があがるかもしれないので、私の経験から最低限のセットリストと価格イメージを表にしてみます。
こちらを参考に、おススメアイテムから揃える道具に参考にしてみてください。
アイテム | 単価 | 数量 | 小計 | メモ |
テント | 3万以内 | 1 | 3万円 | 慣れてきたら買い替えも想定して高くても3万以内 |
インナーシート・グラウンドシート | 5千円以内 | 2 | 1万円 | |
シュラフ | 5千円 | 1 | 5千円 | |
シュラフ下マット | 5千円 | 1 | 5千円 | |
枕 | 3千円 | 1 | 3千円 | |
机 | 5千円 | 1 | 5千円 | |
椅子 | 5千円 | 2 | 1万円 | |
焚き火台 | 1万円 | 1 | 1万円 | |
食器 | 5千円 | 1 | 5千円 | |
ガスバーナー | 1万円 | 1 | 1万円 | |
ランタン | 3千円 | 3 | 3千円 | 外、テントの中、その他の用途も考え3つは欲しいところ |
タープ | 1.5万円 | 1 | 1.5万円 | 必ずしも初心者は揃える必要なし |
巻き割り斧 | 1万円 | 1 | 1万円 | 薪割りというと上級者向けと思えるかもしれませんが、ソロキャンプでは焚き火を楽しむためにはあった方がベスト。使い方もすぐになれると思います。 |
合計 | 13.8万円 |
ざっくりリスト化してみると合計14万円ほど。
安かろう悪かろうなアイテムがあるのも事実ですが、私の経験から最低限使える道具を各種揃えるイメージで上のようなイメージとなりました。
大体、10万から15万円を目安にソロキャンプをはじめる資金をイメージしてみては?という提案となります。
これから大幅に安くなったり、大幅に高くなったりする場合は、初心者としてソロキャンプを始めるにあたって若干身の丈に合っていない道具選びをしているかもしれないと疑ってみるといいかもしれません。
道具の種類は星の数ほどあり、これにブランド・メーカーを掛け合わせるとその組み合わせは無限に広がるのも事実。
重要なのは、ある程度のご自身の中で基準となる尺度や全体予算感をイメージしておくことですね。
以降は、参考までに、私が使ったり、これから買い替えや欲しいと検討しているアイテムを参考までに紹介します。
道具選びのヒントなれば幸いです。
内容(Amazonより): 組立サイズ(外寸):(約)W230×D375×H140cm 収納サイズ(:約)直径23×長さ65cm インナーサイズ(:約)W210×D210×H115cm 重量(付属品含む):(約)6kg 最低耐水圧:アウターテント: 3000mm フロア: 5000mm 材質:アウターテント: 75Dポリエステル(PUコーティング)、インナーテント:ポリエステル通気性生地、フロア: 210Dポリステル(PUコーティング)、ポール:アルミ合金
私も持っているのですが、なんといってもワンタッチ式なので、設営撤収が超楽。私のケースでは設営15分、撤収15分ぐらいで出来ています。雨の日もフロントスペースと広めのキャノピー(屋根が広がる)スペースがあるのでキャンプが十分楽しめます。その上、室内が家族3人でもなんとか使えるほどの広さがあるのがうれしいです。 ソロキャンプでも、ゆったり楽しみたい方には超おススメです。 この点とならばタープも必要なく、自宅にテントを開いて乾かすスペースがあるのならば、雨の日にキャンプにいっても大きなビニール袋にそのままたたんで撤収もOKです。 とにかく使い勝手がよく、今ソロキャンプで主に使っているテントがこれ。
内容(Amazonより):
私の場合は、雨の日専用に、タープを小川張りにして、このテントを組み合わせて使っています。
Soomloomってどこのメーカー?って思うかもしれませんが、調べてみるとNaturehikeのキャンプ製品を下請けでつくっているメーカーとのこと。
要するにパクリなプライベート的な製品ということで、性能はメーカーものとほぼ同等だと思います。お値段も1万円以下で購入できるので、初心者にはおススメです。
内容(Amazonより): サイズ:(約)W2900×D2900×H1830mm 収納サイズ:(約)W500×D140×H140mm 材質:テント生地:68D 190T ポリエステル ポール:アルミニウム 付属品:ペグ、ストームロープ、専用キャリーバッグ、取扱説明書
今年狙っているのがワンポールテント。
ワンポールテントは一人でも設営が簡単にできるのでソロにはもってこいです。ただし、はじめのうちはちょっとしたコツがいるのも事実。ただしやはり見た目がカッコイイので次のテントとして検討予定です。
このDODのテントのいいのが値段がリーズナブルな点と、インナーテントなどもセットでついている点。ソロ用ワンポールテントによってはインナーテントがなく、コット(組み立て式のベット)のようなものを購入しなければならくなることもあるので注意が必要。
内容(Amazonより):
このコールマンのシュラフは一押しです。
いろいろなシュラフが出ていますが、このシュラフは氷点下もしくは0度まで十分快適に過ごせるシュラフです。
夏場は、ジッパーを開けて広げて、本当の布団のようにゆったり使え、いわばオールシーズンこれ一つでOK。
今までいろいろなシュラフを試してきましたが、現在は、このシュラフのみ利用しています。
ちょっと荷室のスペースをとるほどがさばりますが、それだけの価値があるシュラフです。
この高性能さでお値段も6千円代で買えるというのはうれしい限りです。
よくダウンや羊毛入りの非常に高価なシュラフもありますが、性能的にはそれに劣らずないものだと個人的には気に入っています。
内容(Amazonより):
こちはら定番のシュラフの下に敷くマット。
マットを敷かないといくらグラウンドシートとテント、テント内にインナーシートを引いていても、冷たい地面の上にシュラフを敷くことになるので、結構寒かったりします。
あと、ごつごつしたサイトではこのマットを敷くことで、快適に眠ることもできます。
ちょっとした敷物アイテムですが、このマットはソロキャンプを始めるにあたって必ず揃えることをお勧めします。
内容(Amazonより):
シュラフの下に敷くマットとして一つの選択肢としてインフレーション式(空気で膨らめるもの)もあります。
地面とシュラフの間に空気の層で地熱をシャットアウトできるので、寒さ対策にはこちらもおススメです。
なおかつ、クッション性にも優れ、快適な睡眠を約束してくれます。
ここで紹介している商品は枕と一体になっているもの。この製品のいいところは、枕が固定されていて寝ているうちに、枕が滑ってどこかに行ってしまうということがない点です。
人によっては枕は別ものとして動かせた方がいいという人もいると思うので、好みで検討してみてはいかがでしょう?
内容(Amazonより):
こちらは、私も使っているコールマンの枕。インフレーション式で便利な枕です。
空気を抜くと非常にコンパクトなります。人によっては枕が高くないと寝れないという人もいますが、私もそうで、この枕を2つ使って寝ています。枕って結構忘れがちですが、キャンプで快適に睡眠をとるためにも、揃えておきたいアイテムの一つですね。
内容(Amazonより):
このテーブルはとにかくコンパクトでいて、設営が超簡単という点が気に入っています。
骨組みを丸めるようにテーブル上板で包むだけで、細長いコンパクトなサイズで収納が可能。
天板については、布地ですが、中にはアルミの天板が内臓されているので、天板もまっ平になってくれて、上に物を置いても安定感抜群です。ソロキャンプではランタンや、氷入れ他、キャンプ道具を置くテーブルとして非常に重宝しています。
内容(Amazonより):
Banbooテーブルのおススメとして、本来はアウトドア向け商品ではないですが、このBamboo机をお勧めします。
ソロキャンプに際しては、いつも仕事のPCを持ってゆくのですが、テントの中、外問わず、こういう机があると便利です。私の場合は調理時やキャンプ場でパソコンを使う際に帳票しています。前で紹介したMozambiqueのテーブル が非常にコンパクトなので、私の場合2つの机を使ってソロキャンしていますが、初心者の方はManbiqueのテーブル1つでまずは十分でしょう。
内容(Amazonより):
色 | レッド |
材質 | 布 |
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 39 x 39 x 58 cm |
耐荷重 | 80 キログラム |
商品の重量 | 1.4 キログラム |
いろいろな椅子がありますが、私はあえて、オーソドックスなコンパクトチェアを使っています。
組み立て式のゆったり座れる椅子やその他カッコイイものまでさまざまですが、シンプルなこの椅子を10年以上も買い替えて使っています。なんどか微妙にモデルチェンジしていますが、実はそれなりに座りやすく、袋から出して広げるだけで使えるので、ものぐさな私にとっては一番使っている椅子です。
組み立て式の椅子やコットなども実は購入してもっているのですが、組み立てるのが結構面倒で、気づいたら使うことがなくなっていました。
特にテントの設営前や撤収時など、車から荷物を降ろして、ちょっと置いておきたい時など、こういう椅子があると便利です。
荷物置き場としても使えるので、ソロでも3つぐらい車にこういう椅子を入れっぱなしにしておくと便利です。
なによりも千円代で買える値段から絶対失敗がないとうのもおススメ理由です。
内容(Amazonより):
「ベルモント(Belmont) TOKOBIスタンダードセレクション買ってみた感想」でも書いていますが、このTOKOBIスタンダードセレクションは最強の焚き火台の一つだと思います。
非常に軽量、コンパクトで、焚き火台として、調理用具として使える優れもの。スタンダートセレクションでは、網が2つついているので、高さを変えることで、調理をしたり、お湯を沸かしたりと使い勝手が非常にいいです。
ちょっとお値段はりますが、ソロキャンプをこれから本格的に楽しみたいとお考えの人にはお勧めです。
内容(Amazonより):
TOKOBIでも十分コンパクトなのですが、この焚き火台は、それを超えるコンパクトさが売りの焚き火台。
下の写真を見るとサイズ感がわかるとお言いますが、手のひらにのるようなぐらいコンパクトです。
注意点としては、薪を大分小さく(細め)に割らないと焚き火台の中に入りきらないのでその点で、薪割り斧は必須となります。
だいたいキャンプ場や量販店で販売している薪のサイズでいうと、縦に半分に割り、横に半分に切るようなイメージのサイズ感です。
この商品は、網焼き用の網もついているので、ちびちび薪をくべながら、ゆったり焼き物を楽しみながらお酒を飲む・・みたいなこともできたりします。
ソロキャンプでは、とにかくコンパクトならば正義という事が、何度か行くうちに身に染みてくるのも事実。(すくなくとも私の場合)
ということで、1人で、ゆったりコンパクトに焚き火や調理、バーベキューを楽しみたいという人には、この焚き火台はおススメです。
内容(Amazonより):
この調理器具のいいところがとにかくオールインワンで手のひらに収まるコンパクトさです。フォーク、ナイフ、スプーンといった食器からお玉やしゃもじまで付いています。
これで手のひらサイズなので驚きですね。ただし、侮るなかれ、このサイズでもソロ用に十分な働きをしてくれます。
下の写真は実際に使っている写真ですが、鍋でカレーうどんを作っているところ。
前出のコンパクト焚き火台と大きさを比べるとそのサイズ感がわかってもらえると思います。
実は家族用に、大きめの調理器具セットをもっていて初めのうちはこちらソロソロキャンプで利用していたのですが、コンパクトさと手軽さを求めて今はこの調理器具を使っています。家族といくキャンプでも実はこれぐらいで十分足りてる感じです。
基本バーベキューをやるのが中心ならば、夜スープやちょっとした炒め物を作るぐらいならば家族でも十分だったりします。
内容(Amazonより):
大分前に、こちらの記事「これは便利。パパ力を発揮できるキャンプ・アウトドアグッズ」で紹介しまたしたが、今ではアウトドアと言えば、定番のSOTOのガスバーナー。
100円ショップで売っている通常のガス管が使えるのが経済性もあって非常に便利です。
このタイプは、五徳(ごとく)とガスバーナーが離れているタイプ。一緒になっているものもありますが、実はそちらはタイプは火力が調整できません。
このタイプならば、開く、閉じると書かれているつまみを回すことで火力を調整することが可能です。
非常にコンパクトでありながら、これで、大鍋でシチューなんかも余裕で調理できちゃいます。
ソロキャンプで湯沸かし、ちょっとした煮物をやるときなどには欠かせないアイテムです。
内容(Amazonより):
何回か紹介していますが、クーラーボックスの一押しは、こちら。
35リットルと大容量でソロでも、その他の行楽用途でも十分こたえてくれるソフトクーラーボックス。
これだけ大容量ですが、ソフトクーラーボックスのいいところは買えるは折りたたんでコンパクトにして帰れる点。
私の場合、もう6年近く使っています。久しぶりにAmazonを見たらい昔と同じままのデザインで売られていたのでちょっとうれしかったです。
ソロキャンプの場合、こんな大きさいらないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、お酒や、ペットボトル、その他調理用品などを入れてると結構なボリュームになるもの。私の場合は調味料セットもこのクーラーボックスに一式入れて持って行っています。
ソロキャンプでは、コンパクトが正義とはいいましたが、ことクーラーボックスについては、ソフトタイプで大きめのものがおススメです。
以上、絶対揃えたいソロキャンプ基本セットの主たる内容でした。
この他には、LEDランタンが必須アイテムですね。
近年では、充電式のLEDランタンも1000ルーメン以上の明るさで、2000円から3000円で買えるので、3つほどは用意したいところ。
それ以外については、テントのサイズ感、形状によっては、グラウンドシートやインナーシート、薪割り斧や、スマホやPCが使えるポータブルバッテリー、ハサミやカッターや火おこし道具がセットになっているような小物道具セット、ランタンを独立して書けることができるスタンドなどなど・・・、便利な道具を思いつくままにあげるときりがないのも確かですが・・・、
ソロキャンプに慣れつつ、都度、必要だな・・と思うものを徐々に揃えて行くと良いでしょう。
ただし、注意点としては、こうしたアイテムも塵積と言えますので、車に積めなくなるほど買いあさってしまうのはおススメしません。
だんだん慣れてくると、週末キャンプに向けて、気が付いたらキャンプ用品を物色しているようになってしまうことも多々あります。(実は、私も過去そんなんでした)
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