コロナ禍でマイルを使う機会がなく、貯まりに貯まったマイルが25万マイル。
家族3人でヨーロッパを往復できるマイルを余裕で超えている状況でしたが、航空券交換するのと比べて、国内リゾートの宿をマイルで味わおうと思うと、いいなと思う宿は家族3人で最低でも1泊14・5万マイルから。さらに、高速道路料金やガソリン代などを含めるとそれ以外に数万円の出費となってしまいます。
そこで、検討できるのが都内のホテル。都内に住んでいる人限定となりますが、自宅から電車で気軽に行ける都心のホテルは、行き帰りの負担を気にすることなく、少ない休日を移動時間のロスなく満喫できるのという点がおすすめです。
1.プール
夏でしたら、プールサイドでゆっくりしながら、プールサイドにあるバーでお酒や軽食などを楽しみながらゆったり過ごせる時間は貴重です。
2.スポーツジム
寒い時期にホテルに滞在すると、お酒を飲んだり、食事を食べたりばかりで罪悪感にさいなまれてしまって逆効果になることも・・。そういう意味ではスポーツジムがあると季節を選ばないで楽しめると思います。
3.ラウンジ
小市民な私としては、ホテルでお酒などを飲むのにやはりお金を気にしてしまいます。ゆったりとしたラウンジでそのようなことを気にせずお酒や軽食を楽しめるラウンジはリゾート気分をあじわうのには必須ではないでしょうか?
4.マイルが効果的に使える
コロナでなかなか海外旅行という感じではないと思いますが、マイルをためている人は、こうした旅行の為にためている人が多いかと思います。自分が加入している航空会社のマイルが効果的に使えるという点もホテル選びのポイントと言えるでしょう。いずれにしても、少しでも安く、お財布にやさしいのは誰にとってもハッピーなことだと思います。
5.SPAがある
これは主に奥さんや女性向けですが、女性にとってはSPAで至福の時を過ごすというのがリゾート気分を味わうために必須要素として挙げられますね。
私はスターアライアンス系のマイルなのですが、そういう意味で都内で私のマイルが使えるホテルとしてインターコンチネンタル東京を結構前から使っています。
六本木のインターコンチネンタル東京は、昔からラウンジ、プール、スポーツジムもあって"クラブ"が付く宿泊プランでは、ラウンジが使えます。
ラウンジでは、アフタヌーンティーやカクテルタイムでお酒やスイーツを楽しむことができます。
マイルが20万近く貯まっていたので、今年の夏休みに家族3人で久しぶりにインターコンチネンタル東京に宿泊することにしたのですが、宿泊プランは結構リニューアルされていました。
今回は、2泊を予定していましたが、クラブスイートのプランで3人で合計15万マイルという感じでした。
更にここには、SPA設備もあり別料金ですが、事前予約することも可能です。
数年ぶりにインターコンチネンタル東京の宿泊メニューをみてみると、ちょうど2つ分の部屋を1つにしたミドルスイートな部屋があらたなリニューアルでセッティングされていました。スイートルームというと1泊数十万というイメージがありますが、現金で家族3人で7万弱。1マイル=1円レートでANA商品券に変えて支払うことが可能です。
クラブスイート宿泊プランでは、プール、スポーツジム、朝食(35Fクラブラウンジと2Fのカスケードカフェが選べる)セットのプランです。
昔のクラブプランですとカスケードカフェの朝食はオプション料金が追加でかかりましたが、最近はオプション料金なしで選べるのがうれしい限りです。
今回宿泊した部屋はクラブラウンジのある35Fにある月スイートという部屋でした。
廊下を見てみると丁度部屋2つ分を1つのスイートとして改装した感じです。予約する際に部屋数を伺いましたが10部屋ちょっとの部屋数らしいです。
部屋から出てエレベーターに乗らずにラウンジにいけるのでめちゃくちゃ便利です。
もしクラブスイートへ宿泊するならば、35Fが取れるか予約時に聞いてみると良いかもしれません。
部屋の広さは60㎡以下ぐらい。 コロナ前に出張でよく使っていた海外のグランドハイアットとそん色ないクオリティだと思いました。 ただ、1点、荷物置き場がないので、スイートというからには、ドアに玄関スペースが欲しい所。 出張時にスイートルームというのはないですが、エグゼクティブクラスの部屋で月スイートと同じぐらい広かった記憶しています。(玄関、寝室スペース、ダイニング兼ビジネススペースがあり結構広かったと記憶しています)
泊まった月スイートの玄関は中央。玄関を背に右側に寝室スペースとバスルームとロッカースペースとなっていて、左側がリビングスペースとなっていました。
リビングスペースのソファーと大きな窓からは夜景が非常にきれい見えます。
寝室側にも、机とソファーがあり、ベットからも夜景を楽しむことができます。
バスルームはめちゃくちゃ広いつくりとなっています。
気に入ったのは天井から出てくるシャワー。頭を洗ったり体を洗ったりするのに斜め上ではなく、真上から出てくるシャワーは非常に便利です。
もちろんトイレは完全個室となっていました。
35Fのエレベータおいると目に入るのがクラブインターコンチのエントランスサイン。裏側は会議室でクラブラウンジの方にお願いすれば借りることができたと思います。
エレベータホール左手がクラブラウンジ入り口です。
ラウンジ全体の広さとイメージはこんな感じです。
ラウンジが使えるクラブスイートやクラブインターコンチネンタルで宿泊予約すると、35Fのクラブラウンジでチェックインできます。
2Fのフロントには寄らず、ダイレクトに35Fでチェックイン受付できます。
チェックイン時間は15時ですが、早めに35Fに行くとちょうど14時からアフタヌーンティータイムに入っているので、部屋の準備ができるまでアフタヌーンティーンをラウンジで楽しむことができます。
1泊の場合、
アフタヌーンティー 14:00-16:00
カクテルタイム 17:30-19:30
脱兎と思いますので、14時30分ぐらいまでにはラウンジ受付でチェックイン依頼をかけて、チェックイン前からアフタヌーンティーを楽しむ裏技もあったりします。
クラブラウンジご担当もしくは当日のラウンジの込み具合次第だと思いますが、私の場合は14時過ぎに行って、そのままラウンジに案内いただけて、部屋の準備が整うまでアフタヌーンティーを楽しませていただきました。
昔はSFC会員特典でアーリーチェックインで13時ぐらいからチェックインさせていただいた記憶がありますが、今はそういった正式なアーリーチェックインという会員特典はなくなったようですが、IHG会員特典というのがあるようで、14時までのレイトチェックアウトがお願いできました。
昔は、青っぽい会員カードあって、出張時に何かしら特典がたまると思って提携ホテルで出していた記憶がありますが、どうやらもうカードはつかわれていないようで、チェックイン時に下のようなメンバー特典お知らせ記載のある神のカードをいただきました。
3年近くホテル利用履歴がないのでよくわかりませんが、どうやらきちんとメンバーとしてレイトチェックアウトなど特典を融通してくれたみたいです。
この辺りの仕組みはコロナ禍以降、あまりホテルを利用していないので良くわかりませんが、インターコンチネンタルを利用する限りレイトチェックアウト依頼ができそうなので、こういうのでどうしても同じホテルを選んでしまうんですよね。
でも、昔は15時まだったような気もしていますが、通常が11時チェックアウトなので、14時でも十分ですね。1泊の場合でも夏場は次の日に朝食後、午前中いっぱいプールサイドでのんびりしながら、お昼もとってチェックアウトができてしまう時間帯なのは嬉しい限りです。
アフタヌーンティーでは、1人1つアフタヌーンティーセットがサーブされます。フルーツはクッキーは昔通り自分で食べたい分だけ取りにいってつまむことも可能。飲み物は基本的にセルフサービスではなく、お願いする形になっていました。
昔は空港のビジネスラウンジと同じエスプレッソマシンやビールサーバなどがあったと記憶していますが、冷蔵庫にあるぺリアや缶ジュース系以外飲み物は、基本的にラウンジにいる担当を呼び止めてオーダーする形でサーブいただく形式に変更なっていました。(多分ですが、コロナなど間にサービス仕様が変わったようですが、こちらの方が安心できると思います)
カクテルタイムでは、 パンからハムや魚、チーズ類、フルーツ類までお酒を中心につまめる品物が豊富にそろえられています。写真にとりませんでしたが、1人1つプレートが専用でサーブしてもらえます。2日間とまりましたが、初日はビーフ系、2日目はハンバーグ系のミニプレートでした。
※昔と違って、アフタヌーンティー及びカクテルタイムでは、1人1つプレートセットをサーブしてくれます。またドリンクについては、セルフサービスではなく、すべてオーダーして用意してもらえます。
下はアフタヌーンティー時のメニュー、カクテルタイムではシャンパンをはじめとした各種アルコール、カフェラテから各種ソフトドリンクまでこうしてほしいという柔軟なオーダーを受け付けてくれて、大分グレード感があがったように思いました。
クラブラウンジについては、カクテルタイムやアフタヌーンティータイム以外もよる22時30分ぐらいまでいつでも利用できます。
チョコレートやクッキーなどが常設エリアに置いてあっていつでも食べられますし、飲み物については、アルコール以外でしたら紅茶からフルーツジュース、コーヒー類までクラブ担当の方にお願いするとサーブしてくれます。
この時は、アイスカフェラテをお願いしました。昔のコーヒーサーバーと違いきちんとミルクとラテの層が分かれていて高級感ありますよね。
下のカフェでお願いしたら1000円ちょっとしそうです。
ラウンジでは、何倍でも宿泊料金でサーブしてもらえるのでうれしいですね。
ちなみに、数年ぶりに行ったクラブラウンジは一部改装もされていて、ノートパソコン電源が備えた高めの机と椅子テーブルも常設されていました。
ラウンジの方に聞くと、リモートワークが普及する中で、都内でラウンジを使いながら仕事をするような方も増えているのだとか・・・。
35Fのラウンジもいいのですが、圧倒的なビュッフェアイテムの種類では下のカスケードカフェが一押しです。
クラブラウンジで聞いてみたのですが、やはり2Fのカスケードカフェの方がメニューが豊富なのだそうです。でもクラブラウンジ非利用者もくるので込み合う場合があるとのことですが、クラブラウンジも込み合うという点では同じなので、やはりカスケードカフェがおススメかと思います。
今回は1日名はカスケードカフェ、2日目はクラブラウンジで変えて朝食をとる予定ですが、1日目のカスケードカフェが良かったので2日ともカスケードカフェでの朝食となりました。
ホテルに泊まりなれている人ならばご存じかと思いますが、海外のグランドハイアットやコンラッドなどと比べても同レベルと考えてもらって差し支えないと思います。
実は、20年近く六本木のインターコンチネンタルを使っていますが、個人的には歴史を感じる古さが気に入っています。
近くに新オオクラホテルなどもたっていますが、いつも変わらないたたづまいに安心感を感じるという点もポイントとなっています。
4Fにプールとジムがあります。以前に利用した時とは結構変わっていて、男性更衣室が昔ジムがあった場所に新設されていました。
その代わり、プールサイドの軽食スペースに沿ってガラス張りにスポーツジムとなっていました。ちなみに、クラブインターコンチネンタルでしたら、部屋キーでジムの認証も通って、いつでも汗を流すことができました。
昔は、スポーツジムにも受付があって屋内履きなども持参しないと使えなかったので、大分シームレスになったように感じました。
エレベータホールから見て左手がプール受付です。(ここは昔と変わっていませんでした)
プールを利用する場合は、チェックイン時にもらうプール利用券を提示するとロッカーキーとタオルとミネラルウォーターを人数分もらえます。
受付がある廊下の奥の扉からプールに出れます。
プール手前には屋外飲食スペースが設置されています。
良く海外のリゾートホテルのプールサイドにあるバースペースのように、ダイナー系の食べ物から、モヒート系をはじめとしたアルコール、シェイク系やフルーツジュース類などを注文してプールサイドで楽しむことができます。
やっぱりリゾート気分を味わうとなると、これですね。
営業が始めるとメニューが設置されます。
値段のイメージですが、ダイナー系ハンバーガーなどが3000円ぐらい。
アルコールカクテル類が1500円ぐらい。ソフトドリンクが800円ぐらいという感じです。海外のプールサイドバーとほぼ同じ金額でした。
プールサイドバーの通り抜けるとガーデンプールの入り口となります。
子供用のめちゃくちゃ浅いプールと、大人用のプールが2つあります。
昔は、クラブラウンジ用のスペースが専用にあって予約できましたが、今はそういうスペースはなくなったそうです。
プールサイド奥からはインターコンチネンタルビルを正面見てくつろげる感じです。
ちなみに、受付でもらえる水はクリスタルガイザーでした。
一度あがって、再度受付に利用券を出すと、何度でももらえるようでした。
プールサイドのビーチチェアに寝ながら上を見ると都心の風景がこんな感じで目に入ります。
プールコーナーで説明した通り、部屋のカード気をスキャナーにかざすとスポーツジムに入れます。
新しいスポーツジムでは部屋から履いてきた靴でそのままランニングマシンやクロストレーナーなどで汗をかくことができます。
タオルやミネラルウォーターサーバーがあり、手ぶらで行けるという点がリニューアルした利点だと思います。
入り口の受付には基本人はいないので、いつでも気軽に利用できる雰囲気です。
基本的なマシンはだいたいありました。
私は有酸素運動の為にクライミング系のマシンを良く使いますが、ここにはクロストレーナー系のマシンがあり、クライミング動作と腕も動かせる器具がありよかったです。
うちの子は、部屋から履いてきたサンダルでランニングマシーンを使っていました。この辺りの気軽に使える系がいいですね。
六本木のインターコンチネンタル東京は、昔のサービスと比べてもグレードアップした感があり、冒頭で挙げたリゾート気分を味わう要素(SPAも含めて)が揃っているホテルの一つではないかと思います。
私の場合は、昔から利用している特典が享受できる点と、マイルも使えるという点で、メリットがありますが、クラブインターコンチネンタルの価格もそれなりに利用しやすい価格帯もあるので、カップルや子離れした夫婦、小さなお子さんがいる家族まで1泊からのプチ贅沢をあじわってみようという方にはおススメです。
うちの場合は、奥さんが何もしなくていいというが一番大きいですが、女性向けにはスパ設備も1万中盤から2万円代で予約が可能です。
今回、奥さんの方で予約しようとしましたが、営業時間開始ともに予約が埋まってしまっていてスパを利用できず悔しがっていましたが、スパの利用を考えている方は宿泊予約時に一緒に予約窓口経由でお願いしてスパの予約も取っておいた方がいいかもしれません。
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