以前「子供の地頭を良くする方法-4歳までに基礎。5歳からはじめる子供の好奇心・疑問からスタートする発展学習」で紹介しましたが、幼児から小学校低学年はお子さんが勉強に対する姿勢を確立する上で重要な時期だ言えますす。子供を持つとついついゲームを与えたりして楽をしてしまうものですが、親子でコミュニケーションをとりながら面白おかしく定期的に学習できたら・・・というのはどのご家庭でも思うところですが、なかなかできない・・・というのが現状かもしれません。
私もそうでしたが、はじめのうちは気合を入れて、近所の大きめの本屋にいっていろいろな問題集や参考書などを手に取って買ってくるのですが、それを週末の度に子供といっしょにとなるとなかなか忙しく働く身としては、やりきれないのが現状という感じでしょうか?
うちの子も3年生になりかよっている進学塾の授業も本格的になってきているので、週末などには難しい問題や、新しい思考が必要な問題などはこどもから質問がある限りは教えるようにしている感じです。
結局のところ、どこのご家庭も、ルーティーンでかよっている塾や、学校の授業、通信教育など、なにかしらのきっかけを手掛かりに、お子さんの教育が進んでいるという感覚をもって安心していることが実は多いのかもしれません。
進学塾へかようと、3年生で週2回、国語と算数だいたい月2万円、夏期講習など休みの講習も2万円ぐらいで、年間25万円ぐらいかかる計算。ちょっとした通信教育も、月5000円からということで、年間7万円ぐらいかかる計算ですね。
小学校低学年からうちではそこまで・・・というご家庭もあると思いますし、小さい時だからこそ、週末は家族ででかけたり、旅行へいったりそっちの方でもお金を使いたいのも事実。
でも冷静になって考えてみると、進学塾も、通信教材も全般にわたって言えることは、レベルの違いは多少あるとしても、毎日日課として15分、30分と継続的に自立してお子さんが学習できる習慣をつけるということは唯一一緒だと思います。
逆に、奮発して難しい教材をとってしまっても、親が忙しくて子供に教えられない→子供が自身をなくす→勉強がきらいになるとう悪循環に陥る危険もはらんでいると思います。
親のエゴで子供に学習を無理強いすると後で後悔してもしきれませんね。
この部分は非常に難しい部分かもしれませえんが、子供というのは自分が興味・関心を持つようになると、結構その事柄について継続して探求するところがあるものです。
ご家庭で、こいう自律的な興味をどう誘導して上げるかが、お子さんの学習意欲に対して特に小学校低学年では大切な側面となると思うのですが、そういう意味でもご家庭のリビングやダイニングなど身近なところに、お子さんが興味を持ちそうな本や、学習教材がある環境があるというのが重要かもしれません。
小学校の参考書や問題集も大体1冊1000円から1500円、それでもなかなか継続して子供一緒に問題集や教本をやりつづけるというは難しいものです。
なぜかというと、親の立場からすると、本を買ってからは自己完結してしまい、お子さんとの学習にひたすらアウトプットし続けなければならないからだと思います。
プロの職業教師ならそれもいいかもしれませんが、家事や仕事の合間にこうしたパワーを費やすとなると結構長続きしないものだと思います。
そういう意味では1か月単位で定められたテーマともに教材が遅れられてくる通信講座は幼児から小学校低学年の間にかけてお子さんと一緒にお子さんの自律学習への道へ日常生活の中で導くための材料として活用するのはある意味理に適っていると言えると思います。
一概に通信教育といってもその内容や難易度などさまざまであり、どれをやってみるか迷うご海底も多いと思います。
ただ、個人的には幼児から小学校低学年の内は、ご家庭で、家族が一緒にやるという前提にたつと、正直どの講座を選んでも一緒のように思います。なぜならば、難易度などの学習内容よりも、お子さんが自律的に学習をするようになることが重要だからです。
難しい教材を小学校低学年の内から申し込んで、プロでない親御さんがお子さんに教えるのに費やす時間と労力を考えたら、そして、お子さんが難しい教材で逆に勉強が嫌いになってしまうことになったらそもそも論になってしまうわけですね。
そいうい意味では、まずは価格的にも安い講座からやってみるというのは教育投資の観点から考えても、ロスがなく、ご家庭でお子さんと一緒に自律学習への道へと進んでみる第一歩としては家計の負担も少なく限りなくリスクが少ない投資だと言えると思います。
ちなみに1000円以下というインパクトある月額通信講座を探してみたのですが、株式会社新学社の「ポピー」という通信教育が月額980円でありました。
通信教育というと受験を経験した親御さんであればZ会や進研ゼミななど思い浮かぶと思いますが、この会社は、昭和32年設立の小学校用の図書教材を出版してきた老舗のようで、カリキュラムについては十分な内容だと思います。また月刊誌などの付録誌なども送られてくるので、ママともなどから風のように流れてくる情報に翻弄されるのではなく、お子さんの学習に関して親御さん自身が情報をキャッチするバロメータとして上手に活用してもいいかもしれません。
月額1000円以下、年間12000円という低価格でお子さんの学習に関する情報の購読、お子さんの自律学習へ向けたご家庭での取り組み、この2つができるとしたら経済的に非常に効率的な選択肢の一つかもしれません。
「ポピー」の内容をみてみましたが、基本的な内容で複数してテストしての繰り返すパターンですね。
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