2021年10月01日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
アカデミア
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英語
うちの子も中学生になってはや1年弱。受験後、数学、国語、理科、社会主要科目は受験勉強の流れでそれなりの成績を維持できているようでしたが、どうやら英語が苦手な様子。
久し振りに子供の英語の勉強を見てやったのですが、それなりに授業でならったことはきいんとおさらいし勉強しているようなのですが、問題を解かせたり、ちょっとしたことを聞くと実は内容を深く理解していないというか全然わからないとう状況でした。
結論からいうと、中学英語の授業時間というのは質も量も英語を学ぶという点で全然たりていないんだなという事を改めて認識した次第です。
という私は、中学時代の英語というと、実は小学生のころより近所でそれなりに評判だった英語教室に通っていたのですが、そこでは、まずアルファベットの発音をとかくきちんとできるようになること。それから発音記号についても教え込まれました。また、はじめから筆記体でABCD大文字、小文字を正確にかけるように厳しく教えられたことを今でも覚えています。
その後は、当時、公立学校で使われていた教科書の例文を中3分まで筆記体でそらで書きながら、きちんと発音しながら暗記して読めるようにという内容だったと思います。
当時、実は、あまり文法的なものは教わった記憶はなのですが、中学に入ってからは、英語が簡単すぎて、中三まではほとんど勉強せずにほぼいい点数が取れていたと思います。
うちの子は、私立に通っているのですが、公立学校でも配布される教科書(SunShine)と学校で採用しているケンブリッジ英文法+一般的な演習問題集の組み合わせとなっているようでした。
正直私の中学時代に文法をそこまで習った記憶が残っていないのですが、進行形や過去分詞、比較やWhat、How、Who、Whichを使た疑問形や強調系な文法まで一通りはカバーされているようです。(すみません、普段仕事で英語を使っているのですが、正直文法名は意識することがないので失念しています)
ざっくりと夏休みの宿題をみたのですが、そこまで難しくないのですが、一通りのことが細切れになっているような感じで、正直これだけやっていてもというか試験対策で丸暗記して60点、70点とれたとしても使える英語はまなべないというか、一つの単元をやり遂げると忘れてしまうんだろうなぁというのが正直な感想でした。
大人が見ると、簡単な童話絵本の文章なのですが、これが子供にとっては非常に難しいようです。
英語の教科書や演習問題をみると、理屈ベースというか、テストで正しい答えが記入できるような学習の進め方となっており、日常で使う言語としての英語、読み言葉としての英語という点では、1年弱勉強してきても、幼児が読む童話ですら難しい・・・と感じてしまうのは致し方ないことなのかもしれません。
そんな中、高校受験や大学受験では、ちょっとしたエッセーや論文もどきな文章も出題されるわけですから、大変ですよね。
実際に仕事や生活などで英語を使っている人は分かると思いますが、相手が話している言い回しからも英語のフレーズを学んだりすることが多々あると思います。
脳内に、最低限の英語の言いまわしというか、日本語と英語のフレーズのマッピングがされていないと、なかなか直観的に英語を理解することは難しいかもしれません。
うちの子には、ちょうど中2になってから文法を本格的にやりはじめてから、いろいろつまずいたようで珍しく、私に何かいい方法ない?と聞いてきたので、私が昔使っていた英文法700選を半年から1年かけて、分析して、声にだしてきれいな発音でそらで言えるようになるようにとアドバイスしました。
内容(Amazonより):英文和訳と和文英訳の基本となる英文700を厳選しました。英文は文法・構文の秩序を重視し、理解しやすく、覚えやすく配列してあります。重要な構文と文法事項は太字に、記憶すべき慣用語句はイタリック体にしました。commentに熟語や慣用句の意味/参照事項/解説をまとめました。
(700選については、中学生が1人でマスターするのはちょっと大変そうなので私の方で1文1文わからないところは教える前提です。)
人によってはちょっとこういう言い回しはないとか、古いとか言っている人いるようですが、何十年ぶりかに購入してみてみましたが、結構使える構文というと、普段使いで英語を使っている私にとっても、確かにこういう言い方あったなぁみたいな、話し言葉ではうやむやにつかっている文法的な要素を総おさらいするにはいい例文が列挙されていると改めて見直した次第です。
よくみると、中学から高校でならう一通りの文法はカバーされていますし、慣用句や英語独特の基本的なフレーズなども組み込まれています。
また、実際の会話などでのユースケースに多々応用できる文章が700詰まっているので、1つ1つの文法や単語、フレーズ、なぜこういう構成になっているのかをはじめの内は理解しながら、大事なのはちゃんとした発音を勉強しながら声で空で言えるようになること。
これができると、英語がつまずいている、文法でわからないことがある・・という悩みさいなまれる英語学習から一皮むけて、別の世界が見えてくるように思います。
子供とは、毎日5文例づつぐらいですが、文章の構成や文法について分からないところを教えながら、読む練習をさせていいます。
現在のところは、定期テスト次期にはいったので、他強化、英語については、点数をとるための勉強を優先して、700選は全然やれていないようですが、テスト明け移行つづけらるかどうか見て行きたいと思います。
単語については、ある程度基本的な文章を空でスラスラと言えるようになったら、はじめの段階に合わせて500語から800語ぐらいの単語長を発音しながら一度は丸暗記すること。
俗に、英語で最低限会話しようとおもったら少なくとも500語から800語は知らないと言われていると思いますが、はじめのうちはちょっと面倒でも辛抱強く、名詞、動詞、慣用句(make,put,take, as it系の組み合わせ慣用句)は音とともにしっかり頭に刻み込まれるように覚えることが肝要です。
700選と、基本単語+中級単語:3000語ぐらいを中2、中3の内にある程度マスターすること。
日本語で育ったうちの子の場合、この辺りが英語の苦手意識を克服するための一つのチャレンジになるように見ていますが・・・頑張ってくれることを祈るばかりです・・。
最後に、私が使っていた英単語と英熟語帳がまだ販売されていたので紹介します。
うちの子にも購入して渡しています。今みても、なかなかいい感じでそれなりの文章、作文や会話をする際に使える丁度いい按排で勝つ祖母りこまれた下図の単語、熟語が集約されていると思いますが、うちの子は、まず700選をクリアしてから次にという感じでしょうか・・・
内容(Amazonより):最も重要な単語から順番に配列。収録語数1800語あまり。一つの単語に一つの訳語を目指した。最終章は詳細な語源集になっている。
内容(Amazonより):重要な熟語、頻出の熟語、盲点となりやすい熟語を、大学入試に必要とされる約860に厳選して紹介。各見出しの熟語及び索引にチェック欄を設け、確認がしやすいよう工夫。
最後に蛇足なのですが、最近の中学英語教科書の挿絵ってマンガ・アニメキャラクターのような登場人物になっているのですね。これも時代の流れなのでしょうか・・・
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