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TwitterのGif対応の合理的な実装方法:タイトルで惹く時代から短尺MV時代到来か!?

2014年06月22日 ネズミ1号:略称「T」
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embed.ly:UpworthyやBuzzworldなど近年ソーシャル上での拡販を前提としたメディアが注目を集めていますが、その伝播メカニズムを担うTwitter社がGifアニメーション対応をうたったことで、読者の注意を惹くあれやこれやの施策が本格的に短尺動画にシフトしてい行くのかもしれません。GIFという規格はご存知のとおり10年以上前の規格でいろいろ問題があるのですが、TW社はトリッキーな手法で対応したようです。embed.lyの記事に書かれていることが本当かどうかは時間の都合で私の方では技術的な確認を完璧にやっていないのですが、もし本当であれば、動画時代本格到来を見越した、コンテンツソースのフォーマット合戦なるものが近い将来また熱くなるのかもしれません。


 

 

サーバー側でMP4 に変換

embeded.lyの記事によると、gifフォーマットでTwitterに挙げてみたが、よーくみると、mp4に変換されているみたいなのだそうです。なぜこんな面倒なことをTwitterがやっているのか?それはGifの欠点を補うためなのかもしれないというのですが。。時間の都合上TwitterにGifアニメーションを上げて私の方では検証できていませんが、このブログを信じるとするとTwitter社の開発者がちゃーんと健闘した上にこのような仕様での実装にいったのだろうと経緯が想像できます。

GIFの欠点

GIFフォーマットのアニメーションは1フレームずつNフレームを再生する仕組みです。ですので、当然フレーム数が多く、各フレームの画素数が多い場合、CPUも食いますし、各フレーム間の圧縮アルゴリズムも確立されていないため、ちょっとした数秒の動画であっても高画質なものを作成しようとうすると数メガバイトというデータになってしまいます。

モバイル利用における課題を解決

一方mp4にすると、フレームとフレームの間で動かない部分などはアルゴリズムによりデータを削ったり、たしかプログレッシブ再生といって全部のデータをダウンロードしなくても再生ができたと思います。そういう意味でいうとmp4で再生をonloadでplayという形でHTML5で記載するのとほぼ同じということになるわけです。そうなると6秒動画のVineなどとの差別化はどうなる?って皆さん考えると思いますが、今回この実装が本当ならば、GIFアニメーションという不完全な技術をVINEのソリューションで解決したと考えるのが妥当でしょう。GIFアニメーションの制作にはそれなりの手間と知識が必要なのでそれなりの品質のものを制作する人はギークな人が多いと思いますが、「GIFアニメーション対応!」とうたいながら「ギークな人の心をつかみ」、実は裏はVINEのエンジンで、一般層にスマホカメラで撮った短尺動画を裏で普及促進するのが狙いなのかもしれませんね。

pinterest.gifanimation1.jpg実はPinterestでもGifアニメーションを使え他のですが、Thumbnailのところは再生ボタンを押さないと再生さない仕組みになっています。こちらはソースをみるとjpg画像を表示してて、再生ボタンでスクリプトが動いて再生させる仕組みのようですが、こちらも実はTwitterと同じように裏ではmp4形式のデータを持っているのかもしれません。来る動画の時代の到来を見据え、ユーザーの投稿資産の使い勝手のいいフォーマットにサーバー側で変換してもっているというのは理にかなったことなのかもしれませんね。

タイトルで注目を惹くから動画のインパクトでツカミをとるへ

TwitterがこうしたGifアニメーションもどきに対応することで、今後反乱するタイムラインやフィードリーダーなどにもGIFアニメーション型の動きThumbNailが一気に広がるのかもしれません。既存のFacebookなどもこうした動きに対応するようになることで、もはやタイトルでなく、コンマ数秒の視覚センスで読者が選り分けするようになる時代がくるのかもしれません。Googleなどに言わせると、中身が大事ということかもしれませんが、検索エンジンなども現在静止画像については、大分対応してきているようですが、今後モーション画像解析みたいなアルゴリズムを実装してくるかもしれませんね。



2014年06月22日 ネズミ1号:略称「T」
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