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526億ドル(5.3兆円)のブラックバジェット!どう使われている?

2013年09月07日 ネズミ1号:略称「T」


シリア情勢を見据えたジャーナリズムを使った牽制か!?

ワシントンポスト:CIA,NSA,NRO(アメリカ国家偵察局)でこの5.3兆円の68%の予算3.6兆円。NGP(アメリカ国家地球空間情報局)は2004年の本格発足以来100%近くの予算が付加されているそうです。ワシントンポスト電子版で、こした予算がどう使われているか詳細が分かりやすいインフォグラフィックで掲載されていましたので紹介します。



 

 

予算割り当てTOP5

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主要予算投下カテゴリー

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  • 1位データ収集
  • 2位データ分析、管理、設備維持費など
  • 3位データプロセッシング開発

5つの予算歳出目的

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  1. 米国リーダーに危機を知らせる
  2. テロを未然に防ぐ
  3. 大量破壊兵器などの拡散・利用を防ぐ
  4. サイバーテロに対する対応
  5. 敵国や外国からの諜報対策

32種類の歳出科目

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こちらはボリュームが多いので、冒頭のワシントンポスト記事をご覧になってください。マウスオンすると詳細が見れます!

10万7035人の職員がインテリジェンス村に勤めている!

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  1. CIA:8.3万人
  2. NSA:2.3万人
  3. フルタイム公務員は2.2万人

だそうです。うーん、この時期にこうした情報がWSPなどから出るというのは、シリアの大量破壊兵器使用に関する情報をアピールすための間接情報なのでしょうか?

シリア情勢を見据えたジャーナリズムを使った牽制?

逆にこれだけのお金を毎年使っているからというディスクローズをして、イラクのときのようなおとが起きたら今度は弁解のしようがないですね。今米国では、シリア軍事介入かんする議会承認をどう取り付けるかという瀬戸際のようですが、これだけのバジェットとスタッフが背景にある大量破壊兵器行使情報だ!という側面と、これだけの税金を使ってインテリジェンス運用をしているのに、うそをついて軍事介入などしたらもう弁解はできませんねぇという2つの側面が読み取れる要に思います。いろいろなメディアから出される情報を見ることで、裏側でどういった駆け引きがなされているのか勝手に妄想してみました。



2013年09月07日 ネズミ1号:略称「T」


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