2021年11月30日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
時事・経済要点
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EV
トヨタだけでなくVWも 「脱エンジン連合」不参加に透ける本音
脱炭素のスローガンのもと、脱エンジン化という踏み絵を各メーカーが踏まされているようですが、トヨタや日産、ルノーやフォルクスワーゲンといった自動車メイカーは、2040年までにすべての新車販売をEVにするというCOP26の署名しなかったようです。
署名しなかったメーカーを見ると、安価な小型者からSUV、高級車まで製造して全世界で販売しているメーカーです。
W124当時から乗り継いでいるメーカーでもメルセデスは、EV化を非常に積極的に進めているメーカーの一つですが、EVしか選択肢がなくなるととなると、他のメーカーに乗り継ぐか、今乗っている車を大事に乗るかの2択かなぁ・・と考えていた所でした。
記事でも、世界マーケットを対象に、フルラインナップの車種を販売するメーカーにとって全てをEV化するというのはやはり現実的ではないようです。
過酷な砂漠や、整備されていない広いエリアを走らなければならいマーケットもあることも事実で、世界中のあらゆる地域が、整備された都市やインフラが整っているという前提で車が使われているとうわけではないのは至極現実的な事実だと言えるでしょう。
トヨタのランクルも新型が出ましたが、あえてハイブリット使用でさせ出さず、ガソリンエンジンのみとなっていたと思います。確かこの車のコンセプトは、生きて帰ってくる的なのだったと記憶していますが、要するにEV技術はまだまだ、そこまで信頼性がおけないということなのでしょう。
安定しないバッテリー、ダンクに積んで長距離を補給しながら走破し、ちょっとした交渉が起きた時は自分で修理することもできるという使い勝手はEVにはない問えます。
丁度、家電が電子化が進み、個人では修理できなくなったり、基盤がイッテしまうとゴミとなり新しいモノに買い替えするようになったように車もそういうのを目指しているのかもしれませんが、かなり現実的ではないように思います。
例えば、w123、4といった車種は、オーバーホールしたり、メンテをすれば、20万キロぐらい普通に走れたり、エンジンマウントや足回りブッシュをかえることで、新車のように復活するというのを経験していると、モーターと足回りを変えて、バッテリーを変えて・・となると、車の価格の多くを占めるパーツを交換するぐらいなら別の車を買うよとなってしまうように思います。
特に、SクラスやCやEなどでEVが出ていますが、600万から1000万円近くする電気自動車を買って10年そのままでもつのか到底信じられないというのが個人の感想です。
バッテリーやインバーター5年たったら交換が必要だとか、高級車のそれをやる場合、100万かかるとか平気で行ってきそうです。
エンジンの場合、10年20年ぐらい立っても、きちんとオイル交換や適切なメンテナンスをすることで、心臓部である内燃機関を丸ごと交換というのはまずはないなというのが実感です。
はじめの内は、物珍しさに、感動したように勘違いしそうですが、数年たったらバッテリーヘリが早くなるだとか、遠出した時に、想定外にバッテリーがなくなって充電ステーションまで綱渡りな思いをするだとか、そういうことを考えると、私の心境としては、EVはまずないなとうのが実感です。
あるとしたも、ハイブリッドまででしょうか?
そのハイブリッドでも、バッテリーの劣化という問題もあり、中古を買うのはちょっとひけてしまいますよね。
あたり外れが激しそうで、低走行ということで数百万も出して購入しても、実はてハズレバッテリーを引き当ててしまったということもありそうです。
充電時間を短くするための高電圧化も進んでいるようですが、そんなことをしたら、ソーラーパネルで砂漠の真ん中で充電できなくなりそうですし、基本的に整備された都市でないとEVは向かないと言えるのかもしれません。
全世界的に、EVへ変わろう的なプロパガンダがなされ、各メーカーは踏み絵を踏まされるような状況のようですが、トヨタのようにさまざまな可能性を探り続けながら、既存内燃機関の技術を温存しつつイノベーションを起こしていくメーカーが最後には生き残るという事もあるのかもしれません。
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