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日本人全体が「はめられた」5・23ショック

2013年06月01日 ネズミ1号:略称「T」
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5・22FMOC出口戦略発表は機関投資家はすでに織り込み済み・十分な準備がなされていた!?

東洋経済:5・22にFRBバーナンキ議長による出口戦略に関する概要が突然発表されました。翌日5・23日より1週間あまりの間日経平均が2000円近くも一気に下がる辞退になったのですが、東洋経済の記事を読むと、機関投資家にとっては事前に折込まれたシナリオで底値となった日本株を買いあさるための巧みな戦術が繰り広げられたともいえるようです。


 

 

 

 

この記事の要旨
  • 5月9日の段階で国内機関投資家はトレーディングシステムのバージョンアップ対応であたふたしていた
  • アップデートしたプログラムでは、1ドル100円代、2015年3月日経平均3万6000円がはじき出されていた
  • ロンドンシティから日本株急騰ボラリティと伝えたきた矢先の5月にヘッジファンドの大物が急遽訪日中止
  • 5・22のバーナンキ出口発表と急激に下がった日本株にも買い手がついたという違和感

 

 

アベノミクスで演出される2段階の形をとる日本バブルの特徴

団塊世代が基礎年金を受け取り始める2012年から2015年までの間、政府債務のGDP費率が急上昇する危機が到来する。これを理由に日本国債の空売りがしかけられる可能性がある。

わが国の金融・財務当局は「デフォルト宣言」を行う用意があると誇示して対抗してようとしてる。具体的には、政府保有資産(株・国有地)の売却と債権交換(増税・社会保障制度の改廃)を進めているということです。

異次元緩和施策の発表により大量のマネー供給されるという憶測ではじまった日本バブルは円安をベースとしているそうです。ただし、これは長い目でみて通貨操作という点はごまかせないので、長期的には円高に転換するそうです。そのとき、世界中に投資先がなくなると、円高、株高、債権だかという平成バブルと同じトリプル高となる可能性があるとのこと。

はじめは円安基調でのバブル、第2段階ではマネーが行き場を失うという外的要因も加味することで、円高基調でのトリプル高というのが型のようです。

5月9日機関投資家が大慌てでトレーディングシステムをアップグレードした理由

政府・金融当局によって作為的に仕立てられたシナリオについて、通常の設定でのトレーディングシステムでシミュレートできなくなったようです。上昇率があまりにも過激だったので、あわててソフトをアップデートしたそうです。そして結果として出たのが、2015年3月までに日経平均3万6000円です。これはバブル全長期の株価にほぼ等しい値となりますね。

そして日本人全体がはめられた

いろいろな記事を見てみるとバーナンキは今回の出口戦略発表については、機関投資家やヘッジファンドに対して、いくつもの予想できるヒントを出すことで、ショックを和らげようと市場とコミュニケーションをとっていたそうです。ということは、上記な環境分析をしっかりしていて、その中で、今回の出口発表のXデーを事前に予知でいたいたならば、演出としてバブル気味で急上昇中の日本株を下げて、底値で買うというシナリオを描く方々がいてもおかしくないですね。

ストップ安の勢いであったのに、値段がつき買い手がいたことがこの裏づけに?

日本国債離れが進むのではないかとの懸念などから、長期金利が急騰。同じく「世紀の名総裁」になるはずであった黒田東彦・日銀総裁は慌てて目を覚まし、大 規模な資金供給を実施したのである。その結果、日本株は暴落し、後は茫然と立ち尽くす個人投資家たちだけとなったというわけなのだ。
だがこれで諦めてはいけない。グローバル・マクロ(国際的な資金循環)は動き続けている。「暴落」しても「値がついた」ということは、"誰"かが5・23 ショックの当日、大量に日本株を買い集めた可能性が高いのである。とりわけ「国債リスク」との連動が懸念されている地銀株は一斉に売られた。それを"誰" かが一斉に買ったのである。

上記東洋経済の記事のもあるように、暴落した日本株なのに、「値段がついた」という事実は面白いポイントです。国債リスクとの連動が懸念されている地銀株が一斉に売られ、そしてそれを誰かが一斉に買ったそうです。

そしてその"誰か"が明らかになるのはそう遠くない将来である可能性も高い。なぜならば逃げ足の速いグローバル・マクロ系のヘッジファンドたちであった場 合、今後再び上げへと転じさせ、物事を忘れやすい私たち日本人が「高騰」に酔いしれている間に一斉に売り抜けるはずだからだ。その結果、「6月は大暴騰の 季節」ということになってくる。

うーん。こういうのを読むとはやり株はできないですね。相場師になるには、情報が命。一般素人にはこうした情報は入らないと思いますので、汗水流して稼いだお金は堅実な方法で保管してこうした情報を面白おかしく見ているのがちょうどいいのかもしれません。



2013年06月01日 ネズミ1号:略称「T」
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