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米国議会:医療保険改革駆け引きどうなる?

2013年10月01日 ネズミ1号:略称「T」
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10/1から米国政府閉鎖も?10/17債務上限期限も到来!
視点を変えて宇宙船地球号から考える経済の有り様について考えてみる

ロイター:アメリカでは10月1日より新年度予算がスタートするそうですが、医療保険改革に関する上院(民主党)、下院(共和党)の政治的な駆け引きが折り合いが取れず新年度予算が決まらないという自体に陥るかもしれないそうです。政府期間が停止するだけならそんなに影響は出ないと思いますが、10月中旬以降に債務上限問題については政治駆け引きのワイドショー政治というわけにはいきません。上限引き上げ法案についても、医療保険改革の駆け引きの材料として使われ、債務不履行とういった自体に陥ればとんでもないことになってしまいそうですが、今日はちょっと視点を変えてお金の価値や経済について考えてみました。


 

 

まずは今回の話題のポイントについて

  • 医療保険改革には90兆円もの予算措置が必要
  • 小さな政府(財政赤字を減らす)目指す共和党特に保守はティーパティーは絶対にこの法案を阻止したい
  • オバマは医療保険改革(弱者救済)を主要施策としてアピールしてきた。今更中止はできない。
  • 来年中間選挙に向けて実績を出した民主党・共和党は一歩も譲れない状態になっている
  • 一方で、債務上限を問題があり、膨れ上がる政府債務と財政規律の問題において医療保険改革は相反する膨大な出費を要する施策となっている

一言でいうと、大衆ポピュリズムに訴えかけた大きな政府と、財政規律を重んじる小さな政府とどっちにする?ということが争点のようですね。

昨年末にも債務上限の問題がクローズアップされましたが、それから数ヶ月でもうそんな時期になったのだとハッしてしまいました。医療保険改革には年間90兆円もの予算が必要という試算が出ているようですが、医療保険改革制度については確かに有権者のポピュリズムに訴えかける(庶民見方オバマ)という点では票稼ぎになるのでしょうが、コストがかかることも事実。債務上限の事を考えると何処かの国の政府のように問題を先送りしているだけのような気もしないでもありません。

本日のTV報道では、世論調査で医療改革を支持する人は45%程度だそうです。Appleなどに代表される大企業が国籍をアメリカにおかず法人税を支払っていないなど問題にもなりましたが、FRBをいつまでもバランスシートを拡大しつづけると、出口を目指すときに大きな反動がより出そうな感じもしています。

こういうのを見ているとお金とはなんぞや?経済とは?と???になってしまいますね。

経済活動は宇宙船地球号に例えるとシックリ来る?

人が快適に過ごす客室と客室を快適に面白い空間にするための経済、この宇宙船を動かす装置を維持するためのお金と燃料としての化石エネルギーという観点で見てみると..

宇宙船地球号(Space Ship Earth)というバックミンクス・フラーさんが詠唱した概念があります。地球を宇宙を航海する宇宙船に例えた概念で、燃料となる資源や人間がクラス客室、食料や工業製品を採掘する自然といった層からなっています。これまた経済学にこの概念を応用した人でケネス・E・ボールディングさんという方がいらっしゃるそうですが、お金や経済という価値は宇宙船の燃料や人が暮らす客室を快適するための装置を維持、発展させるためにやりとりされる勝手に人間が作ったのようなものだとも言えます。

基軸通貨という名の下、FRBがお札を擦り続けられるのも引換券の流通を保証する軍事力と、現在の経済活動の基板となるエネルギーと交換できる裏付けがあるからこそできる事なのかもしれません。

シェールガス・オイル、メタンハイドレートといった化石燃料の採掘技術によりまだまだお札を擦りつ付けられるバッファがあると判断されているのかもしれないのかもしれない。。などと個人的に想像して見ました。



2013年10月01日 ネズミ1号:略称「T」
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