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ウルトラモバイルノートの選び方-お薦めモバイルノート買ってみた感想 FUJITSU-LIFEBOOK UH90/D2

2020年05月26日 ネズミ1号:略称「T」
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バッテリー駆動24時間と謳っているモバイルンオートの注意点やポイント

COVID-19 の影響下、子供が学校の授業でノートパソコンを本格的に使うこととなって、自分のノートをお古で私、仕事で使えるモバイルノートを数年ぶりに選んだのですが、モバイルノートって何年たっても10万~20万近くする大きな買い物。私が購入したモバイルノートでの満足点と、不満点について同じような端末を選ぼうかな・・という人は参考にしてみてください。


 

 

富士通ライフブック購入の決め手

私がモバイルノート購入に当たって重視した点については1.バッテリー駆動時間、2.軽さ(1kg以下)3.電源アダプターの小ささ、4.画面の広さ(1920×1080)の4点。現在使っているモバイルノートは、NECのLAVIで、数年前に購入したもの。当時画面サイズが2560×1440も表示されるのと、1kgを切る軽さから即決で確か12万円ぐらいで店頭OEM版を購入したのですが、今回も13万円ぐらでいい感じのモバイルノートがないかまずは店頭を物色。

使っているパソコンって愛着がわくので、当然、NEC LAVIを念頭に店頭を物色していたのですが、2019年度版のNECの商品性としては、同じく店頭にあったFUJITSU製品と比べて、若干引けを取る点があり今回は、FUJISTU LIFEBOOKを購入。

なぜ、FUJISTSU LIFEBOOKにしたか?

NEC LAVIE pro MobileもFUJITSU LIFEBOOKも価格帯はほぼ同じ。NECの方はコジマでは、1万円値引き得点があり18万円ぐらいでしたが、FUJITSU LIFEBOOKは19万。

どちらも、バッテリー駆動時間はカタログ上24時間

CPU、メモリ、HDD容量は、Corei7、8GB、SSD:500GB(PCIeでバス速度がめちゃくちゃ早いやつらしい)とほぼ同じ。Scree Sizeも双方とも1920×1080

重さもほぼ同じで700g~(カタログ上は698g~って感じでスーパーの安売り値付けの設定ですが・・)

モバイル性を加味した重さや大きさ、はほぼ同じ。デザインについては、個人的にはどちらかというとNEC LAVIの方が今風かとは思ったのですが、最終的には、ポートの数やSDカードがminiでなくてもさせる、など当たり前のI/Oが入っているという点で富士通ライフブックを選択。

更に後押ししたので、液晶画面の性能。

富士通ライフブックは、ノングレア広角視野液晶なのですが、透明感があり明らかに液晶画面の色の再現や明るさ表示品質が良かった点、個人的な感想としてはノングレアといいながら光沢液晶で高級感を醸しつつ光の映り込みが出ない感じなところ。
ちょっと忘れてしまいましたが、お店の人は、富士通の方がいい液晶を使っているというのが実は最終的な決め手になったりもしたのですが・・・

更に、富士通ライフブックは、カメラが2つ付いていてWindowハローの顔認証機能が地味に便利な点です。iPhoneなどのFace認証に慣れてしまっている今、PC起動やロック回復の度にパスワード入れる手間が省けるというのが、何気にすごく便利だと体感できています。

不満な点

私が購入したLIFEBOOKのUH90/D2は、カタログ上バッテリーが50wで約24時間(JEITA2.0)となっています。
実はこの駆動時間が一番重視した内容なのですが、購入して自宅で起動、設定を開始しながらバッテリー駆動時間をみたのですが、9時間とか場合によててゃ3時間とでるのです。

24時間とうたっているのならば、最低でも20時間って出てほしいところですが、CPU,メモリ消費量などタスクマネージャーで監視しながらいろいろと試したのですが、駆動時間が出たとしても13時間程度。

これって不良品では?と富士通のサポート、店頭に相談しましたが、富士通サポートでは何となくうやむやな回答。

高額な買い物なので、改めて店頭にき、お店の人と一緒に展示パソコンのそれぞれについてバッテリー駆動時間についてチェック。しかし、どうあがいても、20時間ちかくの駆動時間って出ないんですね。

最終的には、

1.カタログ上のバッテリー容量、機能性はあるが、Window10 I/Oとバッテリーチップセンサー周りが不具合あり、20時間以上の残量を表示できない

2.そもそも20時間も使えない。
JEITA2.0基準でといっているが、再現した内容としては、CPU1%以下、めもり30%以下で、残量表示が8.9時間と出るとなると、普通のPCユースからかけ離れているので、店頭で説明する内容と製品の機能性がことなるのでこれは問題とのこと。

結局、↑の1・2のいずれなのか?というのをお見せからメーカーに問い合わせしてもらい、後日、2の可能性が高いが、今回は返品を受け付けますと連絡をもらいました。

返品せずに今も使い続けている理由

お店から連絡いただき、返品について検討したのですが、これはこれで、逆に他に欲しいと思えるモバイルノートがなかいことに愕然することになります。

実は他のモバイルノートで24時間駆動とうたっている製品について店頭でACアダプターを外して残駆動時間をみたのですが、どの機種も(NECも含め)残量20時間程度でるのはなし。だいたいで足しても13時間とか10時間。

というか、24時間動くとうたっているモバイルノートって2,3機種位しかないんですね。

結局、富士通ライフブックについてバッテリーだけで、2日間ぐらいかけて使い続けたところ、残量は8時間とかなっているのですが、90%、70%、60%、50%と減るにつ入れて、残駆動時間が増えたり、減ったりを繰り返し、最終的0%まで使い切ってみましたが、代替1日半ぐらい、作業しつつ、Sleepしてという利用パターンに耐えうる時間がなんとなくですが取ることができた感じ。

一度使い切って再度フル充電させると、一瞬ですが、残駆動時間1日と5時間と出ました。

ただ、しばらくするとまたもとに戻ってしまい8時間とは7時間ってなってしまうんですね。

いずれにしても、バッテリー容量は、カタログ通りセル容量、ワット数も確保されているようなので、今も使い続けています。

でも、24時間っていっているので、お店の人やメーカーの人には伝えましたが、工場出荷時のテストなどで、このあたりはしっかりしてもらたいもの。

近年、国内生産ラインは空洞化し、価格と製品品質的に中国や台湾やその他各国に押され、十分な利益と投資ができないとか、多しか富士通やNECもPC部門は実質中国資本参加とかなんとか記事で読んだ記憶もありますが、やはりこのあたりの細かなクオリティについて、だめだめですね。

19万近く払って、モバイルノートの重要な指標となるバッテリー駆動時間がOS上しっかり表示されないって工場出荷時に本来であれば最優先でチェックされるべきものかと思いますが、形だけ、電圧とかバッテリー測定のみして、OSでの表示をやってないというのがバレバレ。やはり海外というかそういった生産ラインでそういったQAD管理というのが今風な電化製品ということなのでしょうね。

3,4年前に購入したNEC LAVIE、ほぼ今年で9年め突入の自作デスクトップもまだまだ現役で十分使えている状況なので、FUJITSU-LIFEBOOKのスペック上5年~10年ちかくは使いつぶせるかなと思っています。

高額商品ですが、さすがにCPUやメモリー、ディスクやSSDの性能もここまでくると、ウィンテルタイマーみたな昔言われたように3年ぐらいたつとパフォーマンス的につかなくなるというのはだんだんなくなってきている実感と実績が持てているので、今回の高額購入も、それなりには満足することにしました。

まぁ、次なるCPUアーキテクチャーやメモリーアーキテクチャーがでるまでは、当面使えるのでしょうね。
そういう意味では、エレクトロニクス産業ってもう来るところまで来ているんでしょうね。

マイクロLEDとか量子コンピュータとかトピックスはありますが、正直製品性・機能性としては現状で十分なk、次なる変革はなかなか起こっていないということでしょうか・・・

2012年ぐらいに購入したDELL

リビングPC用に購入。Win7からWindow10の無償updateをしましたが、今でもリビングでブラウジング、ちょっとしたOfficeを使うぐらいならば全然問題なしで使えています。
ちなみにCorei5、メモリ4GB、HDDはディスクで200GB。バッテリー駆動時間5時間ぐらい。当時5万円台で購入。こちらはウルトラノードではなく、でっかいやつ。

hulletpakkardnote2012.jpg

2017年ぐらいに購入したNEC LAVI

Corei5、メモリ4GB、SSD128GB、バッテリー駆動時間5.5時間ぐらい。当時12.8万円ぐらいで購入。

2020年の購入したFUJITSU-LIFEBOOK

Corei7、メモリ8GB、SSL500GB、バッテリー駆動時間24時間

NECLAVI2017.jpg

こうしてこれまで買ったノートパソコンを見てみると、CPUとメモリ、ハードディスクがちょっと変わるぐらいで、実はノートパソコンの値段ってここ8年ぐらいそんなにボードとか中身とか変わっていないような気がします。仕事でタフに使うことを考えなければ、最近のパソコンは、実はそれなりに長く使えるというのが個人的な実感です。

FUJITSU-LIFEBOOK2019.jpg



2020年05月26日 ネズミ1号:略称「T」
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