パンデミックで旅行などに行けず、その代わりにいろいろと衝動買いをしてしまった人も多いのかもしれませんが、巷ではタイニーハウスとうものが流行っているようです。週末は田舎でリーズナブルにセカンドハウス暮らし・・と発想する人が増えているのかもしれませんね。
De-Markeisの移動型トラベルハウスは、どうやら車輪がついているようなのでトレーラーハウスの部類に入ると思うのですが、本体サイズが幅1.9m、長さ4.5mぐらいのキャンピングトレーラーサイズで、左右に開閉できるオーニングで、広さがおよそ三倍の26㎡(260フィート㎡)近くになるそうです。
幅1.95×長さ4.5mというのは、こちらのサイトに掲載されている広さから計算したものですが、大きなSUVですと幅2mのものもあるので、日本の公道を移動できそうなコンパクトなサイズ感で本体が設計されているという点はポイントとなりそうです。
ワイヤーフレームを見る限り、中央にキッチンやトイレ、備え付けのダイニングテーブル。左右にリビングスペースと設置型ベット3つのが付いている寝室が展開されるようです。
リビング
椅子やソファーは、左側の収納からオーニングを広げることで展開される仕様
キッチンとダイニング
寝室のベットも壁に収納されているものが↑のように展開される
オーニングを閉じることで、オープンエアーな空間も作れるのはいいですね。
実物は、このようなイメージとなりそうです。
車で移動でき、狭い場所にテンポラリーに設置できそうなところが魅力的。
電源やガス、水回り関係は本体のキッチン側にユニットがあるようですが、自家発電用エンジンなどが別途ついているようならば手軽に楽しめる躯体となるように思いました。
De-Markiesは、1985年からヴィンテージなキャンピングトレーラ提案してきたようです。特徴として小さな躯体でアコーディオン式に展開して広い空間を展開できる躯体を開発してきたようです。
現時点では、数点の実物プロトタイプのみが作られている段階のようですが、ここ最近のタイニーハウスブームで、数十年前に考えられていたこの躯体デザインに注目が集まってきているそうです。
そういわれる手見ると、作りが2001年宇宙の旅に出てきたスペースステーションのような風合いもあり、ちょっとレトロな感じもあってそれがまたいい雰囲気になっているのかもしれません。
商品化予定については、不明ですが、海外では、RVパークなるものがあるそうで、そちらで近い将来予約できる日がくるかも・・ということです。
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