2014年05月27日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
スクラップ
contently:ニューヨークタイムズのデータよるとお金を払って記事となった記事も純粋な記事も同じだけ多く読まれていることがわかったでそうです。こうした広告手法を近年ネイティブ広告(アドバトリアル:記事風広告)などと言われていますが、NewYorkTimesでは、ペイド記事メニューを昨年6月より運用しているそうです。多くの人がお金が支払われ作成された記事に読者がどう反応するか心配していたようですが、それは杞憂に終わったようです。
ソチ五輪でユナイテッドと提携して作成した記事コーナーはおよそ20万クリックを発生させ、通常のエディトリアルコーナーとそん色ないパフォーマンスを発揮したそうです。NTYによるとブランドとのタイアップ記事は上手に企画することで、ストーリーテラーとして相乗効果を得られ、ニュース性を発生させるそうです。ただ、ソチ五輪という点がちょっと気になりますが。。
CharBeatCEOのTonyHaile氏によると24パーセントのユーザーはスポンサードコンテンツをちゃんと見るそうすが、一方でトラディショナルな記事の場合71%なのだそうです。彼は機能しないといっているようですが、一方で、新興メディア陣営は逆の事をいっています。例えばMashbleなどでは、ブランドコンテンツがMashableのエディトリアル記事よりも50%以上も多くのClickを獲得しているそうです。さらにこうしたブランドコンテンツに掲載するDisplayADは2倍近くのクリックを生むとも言っています。
今NYTなどでは、紙の新聞の購読が減り、新聞購読料と広告売り上げの減少で古くからいる高給なスタッフをリストラしはじめていると聞きます。一方でシリコンバレーでは、Buzzfeedやupworthy、Cica、Bric&co、Huffington Postなどソーシャルな媒体がラウンドAフェーズからBなどで資金を集めて脚光を浴びています。日本でもGnousyとかSmartnewsなどちょっと方向は違いますがこうした配信メディアはマネタイズにおいてもネイティブADの手法を駆使し月商億単位にまで伸びてきているようす。FacebookADなどもダイレクトアクションという手法で、ニュースフィードに表示されるネイティブアドが絶好調ですが、老保の巣窟というようなNewYorkTimesなどがこうしたネイティブ広告に対して肯定的なレポートを出すという点がある意味印象的でした。
昨日ChromeCastが正式に日本で発売される件について書きましたが、電波の領域においてもこのようなことが1年スパンで急激に起こるのかもしれません。Facebook、Twitter(with Vine)やinstagramなど今彼らが切磋琢磨している領域は動画とうリッチ広告だったりします。YouTube自身もコンテンツ制作者がYoutube上で資金を集められるクラウドファンディングを導入したそうですがGoogleがリビングのスクリーンシェアを握ろうと今から着々と準備を進めているのかもしれまません。地上波などでは、ゴールデンタイムの番組など数千万から億単位の資金が費やされるそうですが、この人誰?というようなタレントのギャラとか、無駄な海外ロケだとかに使われているのでしょうね。本当にクリエイティブなアマチュア作家などが資金を得て、ロングテールなコンテンツが供給されるようになったとしたら、(もちろんAdsenseのようにコンピュータが複雑な広告売り上げについいての分配もこなすのでしょうが)今のTV業界の番組、コンテンツ制作体制は崩壊するかもしれませねん。唯一NHKだけ生き残ったりしたら。。滑稽ですね。
2014年05月27日 ネズミ1号:略称「T」
かわら版,
スクラップ
過去の記事