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子供の夏休みの自由研究(小学生篇)‐自由研究を効率的にまとめることが出来るテンプレート骨子の作り方と自由研究テーマの選び方

2017年07月27日 ネズミ1号:略称「T」
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夏休みに入ると、塾や宿題に追われて休みといえども結構忙しくなるものです。家を守る奥さんからすると、猛暑の中頭の痛い日々が続くことなるというのが一般的なようですが、読書感想文からはじまり、夏休みの自由研究まで、あり舞っているはずの夏休みの時間って結構紐解いてみるとそこまで有意義な時間が取れるといわけではないんですね。

ということで、課題選びからレポート作成までいろいろと頭を悩ますことが多いと聞いている夏休みの自由研究について、こんな感じでやると課題も簡単、それなりの見栄えになるのでは?というテクニックについて紹介してみたいと思います。


 

 

自由研究テーマの選び方

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ひとえに自由研究といってもテーマ選びは難しいもの。そもそも、お子さん自身がまとめなければ意味がないのことが大前提となりますが、そういう意味では子供自身がモチベーションをもって集中できるテーマがいいに決まっています。よく親がネットで検索なんかして「あっこれいいじゃない!」といって子供にテーマを押し付けるというのはちょっとやめた方がいいかもしれません。

最終的に親の経験からそれなりのものに仕上げたとしても、子供が自発的に参加できないテーマであったならば、そこからお子さんが得ることができるものは少なくなるはず。

ということで、普段からお子さんが疑問に思っている事、学校の勉強などで興味のある延長線上にあるような入り易い自由研究テーマ選びをお勧めします。

テーマを選んだらお子さんと一緒にレジュメを作ろう

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レジュメというと専門用語に聞こえてしまいますが、要は作文や文章を書く上での目次みたいなもの。

自由研究という形を考えると大体3要素ぐらいに骨子がまとまるのではないでしょうか?

1.自由研究テーマを選んだ理由(なぜこのテーマについて調べようと思ったのか?)

2.調べたり・観察して得られたもの、そしてそれが何を意味するのかについての考察

3.まとめ(得られた事柄、仮設など)

こうしてみるとお気づきかと思いますが、自由研究のテーマによっては、「観察・実験型」「調査型」の2つの方向があるのが分かります。

「観察・実験型」と「調査型」自由研究

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「観察・実験型」については、量販店やデパートなで観察・調査キットが販売されていたりするのですが、お子さんはおもちゃを買う感覚で、「これをやりたい!」とねだってくることもよくあること。でもすぐにその場で購入するのではなく、先に示したレジュメをお子さんと一緒につくってみることで、途中で飽きるような失態を出さずに、最後まで自由研究レポートをまとめる道筋を一緒に作るとイイかと思います。

そういう意味では観察・実験型の自由研究というのは実際に時間をかけて『実験・観察して得た情報』を記録として取らなければならいのである程度の日数がかかるというのは理解できると思います。

一方で、「調査型」の自由研究については、レジュメを一緒につくったならば、あとは大枠の骨子を埋めるために必要な資料やデータをネットや本などから調べて(調べる・調査する・サンプルをあさる)原稿としてまとめるだけです。いわゆる、資料やデータのまとめ力というのがこの調査型では試されると思いますが、インタネットが発達した今でれば、例えば、お子さんが未知の領域のテーマを選んだとしてもある程度その概要や大枠をつかめることができたりするものです。

そうして大枠下調べをすることで掴んだ骨子にちなんで、お子さんの調査の手助けや導きをしたり、テーマに沿う本を一緒に探してあげたりすることができる訳です。

あとは国語の作文の問題と一緒。3つのレジュメ項目に対し、揃えた資料をもとに、お子さんがきちんとまとめてちょっとでいいので論理的に文章をまとめながら書くことができるかコーチングして上がるという感じです。

自由研究というのは自分の思考をまとめるものというよりは、第三者にみてもらって内容読んでもらうという性質のもの。

若易く、読みやすくするための工夫やテクニックも、親の経験の範疇でアドバイスしてみてはいかがでしょう?

一見販売されている自由研究キットをお子さんの「これ欲しい!」=「これやりたい!」に心が揺らぎ購入していまいがちな親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、個人的には調査型の自由研究をお子さんと一緒にやりながら、文章力、まとめ力、論理的な思考について、折角の夏休みなので、お子さんに体験、実践させる機会を作ってみることをお勧めします。



2017年07月27日 ネズミ1号:略称「T」
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