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マーク・ザッカーバーグが読んでいるお薦め本23冊

2016年04月26日 ネズミ1号:略称「T」
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世界中の人をつなげるという信念を持つ彼はどんな本を読んでいる?

フェイスブックという名前の由来は、大学入学時に学生間の交流を促すために配られていた一部の本の通称Facebookに由来していると言われています。ザッカバーグは、ここに目をつけて、学内で学生が交流できる場としてフェイスブックを作り、それがまたたく間に大学間、大学外へと広がっていたわけですが、そのプラットフォームには、六時の隔たり(Six Degrees of Separaton)という考え方をいち早く組み込んだという点がポイントだったようです。友達の友達は知り合いもしくは友達というつながりを利用したネットワーキングなのですが、例えば1人の人間がだいたい40人知り合いがいたとしたら約50億人ものフレンドネットワークができるという考え方ですね。友達リストをベースに知り合いかもしれないというサジェストを表示することで、ソーシャルネットワークとして爆発したのは皆さんも知る限りだと思います。


 

 

フェイスブックの中に異文化、歴史、テクノロジーに関する本リスト

ということで、フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカ―バーグは「世界中の人々を1つにつなげる」というスローガンの元昨年フェイスブックの中に本クラブを作ったそうですが、そこで彼がリーディングリストでおすすめした23冊の本とその理由なども踏まえて紹介します。

イブン・ハルドゥーンの「歴史序説」

The Muqaddimah by Ibn Khaldun

ザッカ―バーグ:1377年にイスラム世界の歴史学者「イブン・ハルドィーン」により執筆された本。彼は歴史に科学的な視点とアプローチを加え人類の発展メカニズムに普遍的な節理を見出そうとした点が素晴らしい。700年以上も前に書かれた西洋史観とは別の視点の著書であるが、今よんでも非常に刺激されるし面白い。

概要(Amazonより):14世紀当時、ヨーロッパよりも遥かに優れた学問体系をもっていたイスラム世界の学者が「歴史学を学ぶということはどういうことか」を論じた名著。

人間社会や文明の本質をふまえた歴史叙述の必要を痛感し,みずから「文明の学問」を創始した.彼の大著『歴史』のうち,歴史に関する理論的な思想体系を述べた序論と第一部が,『序説』として独立して広く読みつがれてきたのが本書である.(全4冊)

日本語版全4巻

歴史序説 (1) (岩波文庫) 文庫  イブン=ハルドゥーン (著), 森本 公誠 (翻訳)

2001/6/15

動乱の14世紀北アフリカにあって波瀾の人生を送った著者(1332-1406)は,人間社会や文明の本質をふまえた歴史叙述の必要を痛感し,みずから 「文明の学問」を創始した.彼の大著『歴史』のうち,歴史に関する理論的な思想体系を述べた序論と第一部が,『序説』として独立して広く読みつがれてきた のが本書である

歴史序説 (2) (岩波文庫) 文庫イブン=ハルドゥーン (著), 森本 公誠 (翻訳)

2001/8/17

イブン=ハルドゥーンの政治論の基本原理は,王権論すなわち支配権力論にある.本巻には国家を論じた第3章の後半と,都市論を展開する第4章を収録.カリフ制と王権に関する彼自身の政治論を提示し,田舎との対比において都市社会を考察.生産活動を分析し,経済活動と国家との相関関係についても触れる.

歴史序説〈3〉 (岩波文庫) 文庫 イブン=ハルドゥーン (著), 森本 公誠 (翻訳)

2001/10/16

著者は,人間の生産活動における労働の役割を重視した.第5章では商品の労働価値説を展開し,物価の体系性をも指摘する.次いで精神的文化活動として学問や教育の問題を取り上げた第6章では,「文明学」の観点から既存の学問を論じ,都市における技術の多様性と剰余労働力が学問の発達を促すことを示す.

歴史序説〈4〉 (岩波文庫) 文庫 イブン ハルドゥーン (著), Ibn Khald ̄un (原著)

2001/12/14

学問・教育論の後半に当る本巻では,錬金術・哲学・占星術を科学的実証的観点から徹底的に批判した後,「学術書が多すぎるとかえって学問習得の障害となる」など,正しい教育方法や児童教育のあり方を述べる.さらに学者一般の性向の分析もまじえ,言語の習得・作詩の技巧についても詳説.全巻の固有名詞索引付.

ジムクロー法:大量投獄に見る隠された人種差別

The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness

ザッカ―バーグ:アレクサンダー氏はオハイオ州立大学で人権を主張する法学者だが、ドラッグ戦争によって、本来の健全な市民である黒人の若者が必要以上に投獄されている実情と、過去のあったか下級市民としての扱いをうけているようかの実情について警笛を鳴らしている。

クリミナルジャスティス(法律の正義)について学べるこの本は非常に興味深く、さらにいうと、信頼している数人の知人からお薦めされた本でもある。

※残念ながら英語版しかありません。

補足:ジムクロー法というのは、米国で公民権運動が起きる前の時代、黒人と白人とが明確に区分されていた時代にあった慣習の事。南北戦争後に奴隷解放はされていましたが、つい最近まで(1960年代)公衆トイレや公共交通機関、スタジアムの席まで、白人用、黒人用として敷居によって分けられていた時代があったのですが、近年の麻薬戦争とう名のもと、現在版のジムクロー法のような現象が米国で今起きているのではないかと警笛をならしているという内容の本です。

なぜ自由主義国家は失敗するのか?~国力と繁栄そして貧困~

Why Nations Fail: The Origins of Power, Prosperity, and Poverty

MITの経済学者3名によって15年にも渡り資本主義、自由取引経済に関して観察した所見を2012年にオーバービューとして出版したものである。著書の中で、政治により作られる自由な取引、投資できるマーケットでおこる経済成長下では、富めるものと貧困となるもの差が顕著となる傾向があるのではないか?(富が一部に集中する現象が起こる)長期的視点に立つと自由主義というモチーフは国家の健全性という観点から考えると必ずしもプラスに働くものであるかは疑問であると問題提起をしているようです。

富める側の立場となったザッカーバーグ氏は、グローバルに蔓延する貧困の原因についてより深く理解するための本書を選んだそうです。

 

 

合理的な楽観主義とは

The Rational Optimist: How Prosperity Evolves (P.S.)

2010年に初版が出版された本書は、マットリドリー氏によるもっとも有名で、議論を醸した本である。著書は本書の中でマーケットとう概念は人類の進化の源だ。そしてその進化は、自由競争の元で加速される。その進化のプロセスが加速することで、現在問題となっている気候温暖化、全世界の人口問題など、現在の生活をより快適な生活としながら解決されて行くだろうと説いています。

ザッカ―バーグ氏は、先の「自由主義国家はなぜ失敗するのか」という著書とは真逆な主張をしている本書をお薦めしているそうです。異なる見解を説く両著の視点について果たしてどちらが正しいのか見比べると良いそうです。

 

 

欲望と消費活動は人類の進化である

Rational Optimist: How Prosperity Evolves

サイエンスライターMatt Ridley氏よる人類の進化と消費社会、マーケットの関係を論じた本。2010年に出版されセンセーショナル内容に賛否を読んだ同著のようですが、彼の論じる内容とは人の欲求=ニーズに企業やメーカーが答え、マーケットを形成しようとするプロセスは人類全体の進化のプロセス・メカニズムとして非常に合理的な手段となっているというもの。人が求める者、より楽をしたい、より快適に暮らしたいという欲求にこたえるべく、技術革新がなされ、人がより快適に暮らすことができるようになると、思考や科学技術の発展がより進み、人類が未開の地へ進出するという生命の発展と浸食という側面を補助しているいう内容です。 こういう本をみると、その昔マックウェーバーが書いた本のように、キリスト教カルバン主義による利子の概念の肯定や商売を熱心にすることはいいことだというキリスト教の精神が西洋世界を発展させたという本の2000年代版という感じもします。

 

 

マーケットの発展と人類進化の関係

Portfolios of the Poor: How the World's Poor Live on $2 a Day

バングラディッシュ、インド、南アフリカにおいて3人の学者による10年以上もの研究から貧困の源となる原理・要因として意外な事実が見出されたとい本。極貧と判断される人々が多く存在する地域は、主に冨を蓄えるという役割を担う金融機関(開閉経済)と隔離されたエリアであることが多いというもの。現在世界ではおよそ30億人が1日2.5ドル以下で生活をしていて、その内10億人近くが1日1ドル以下で生活をしているそうです。まぁこれは先進の通貨に換算した価値なのですが、簡単にいうと現代の通貨メカニズムに組み込まれていないエリアは貧困エリアが多いとういうことを言いたいのでしょうか?逆にいうと、こういうエリアを組み込むことで次なるルイス転換点をむかえようとするポテンシャルあるマーケットが世界には30億人規模も存在するという風にカリフォルニアの某エリアでは計算しているのかもしれませんね。

 

 

91歳のキッシンジャーが記した世界秩序

World Order

世界情勢における覇権主義と政治力学の歴史から、現代グローバリズムによる支配が時に暴力的に、情熱的に伝搬してきた歴史を綴っているようです。キッシンジャーというと国務長官として中国とのパイプが非常に強い人だと言われていますが、彼が現役時代の暴露話などは入っていないようですね。でも演繹的に第2次世界大戦以降の世界情勢の大きな対流というかそういう流れを彼の著書の視点からおさらいしながら、未来を妄想するのは面白いかもしれません。

 

 

信仰のパワーとは?

The Varieties of Religious Experience (Economy Editions)

アメリカの哲学者William Jamesによる著書。信仰による潜在意識の効用について洞察されているようです。信仰が物事の理解にどう解釈を与えているか?困難に出会ったときどのようにポジティブに作用し目的意識の維持、困難に向かうパワーを与えているかなどそういう観点で人々の信仰に関する事柄を哲学者として切っている内容の本著みたいです。

 

 

Pixerスタジオのコファンウンダーが綴ったマネイジメント論

Creativity, Inc.: Overcoming the Unseen Forces That Stand in the Way of True Inspiration

3DCGアニメーションスタジオとして施工したPixerスタジオは、スティーブ・ジョブズがアップルを追い出されてから出資した企業としても優秀ですが、日本のスクウェア(旧名)社などが3DCGで失敗したなか、Pixerが成功を収めた秘密が同著には書かれているようです。それは簡単にいうと、従業員が持っていて、無責任に主張したがる独りよがりの邪魔なクリエティブ精神をてって的に会社から排除することだったようです。

 

 

人類とは何か?日生物学的な観点から綴った同著

Sapiens: A Brief History of Humankind

エルサレムの歴史学者による人類(ホモサピエンス)の定義についての洞察で話題となった本。性津仏学的な観点のみならず、人類の歴史の観点からも深い洞察のもとに人類とな何か?について綴っているようです。
つい10万年前まで人類にはすくなくとも6つの種が存在していた。しかし現在は1つしか存在していない。その種はホモサピエンスと呼ばれる我々人類の事。 という冒頭からはじまり、殆どのこういう本が生物学的な側面で書かれている内容について、シュメール時代までさかのぼり、どのように王国が作られたのか、またそういうプロセスが地球の生態系を含めたエコシステムとして種の保存にどのように作用してきたのかなど斬新な物語形式で綴られているそうです。

 

 

科学的な革命の構造とはパラダイムシフト(逆転現象)である

The Structure of Scientific Revolutions

1960年代に出版された同著ですが、内容を簡単にようやくすると、科学の進歩は常日頃行われているが、科学知識の根底を覆すようなレボリューションによって近代から現代にかけて社会にどのような影響がもたらされてきたかなどアカデミックに論じられているようです。
例)ニュートン力学が限界を迎え、量子力学が発見されることで原子以下レベルでの物理的な見解を人類がもてるようになった。そしてその基礎科学により実社会には〇〇のようなことが・・という感じです。

 

 

アメリカ商務省の元役人の目から見る中国との付き合い方取り扱い説明書的な同著

Dealing with China: An Insider Unmasks the New Economic Superpower

35年間に数億人もの貧困層を中流層へ押し上げた中国。この事実は過去歴史を遡ってみても人類史上はじめての大量貧困離脱計画だったそうです。ザッカバーグ自身、ここ数年の間中国の文化や歴史などについて興味をもっているようで、個人的にも北京語を学習しているそうです。彼の夢は中国政府にフェイスブックを使ってもOKと説得させることだそうですが、そういう観点からも本著が挙げられているのかもしれません。ちなみに本著は、米国商務書秘書官が中国が近年のグローバル経済に果たした役割や影響という観点で中国をどう扱うべきか?という事柄が綴られているようです。

 

 

人類の可能性は無限大

The Beginning of Infinity: Explanations That Transform the World

オックフォード大学の哲学者の同著は科学の進歩ともに変化したであろう人間性について大胆な見解を綴っているようです。科学技術の進歩とともに美術や政治、哲学などの所感までに及ぶそうです。著書は同著の中で人類の潜在能力というのはまさに無限大であると結論付けています。そういう意味では人類の未来ついて純粋なまでの楽観論をうたっているとみられている同著のようです。

 

 

現代社会は「パックス・ロマーナ」な時代と比べても平和で暴力が少ない社会となっている

The Better Angels of Our Nature: Why Violence Has Declined

800ページにも及ぶデータリッチな同著によるとテロや犯罪のニュースが飛び交うのを見ると、我々はもっとも暴力が振るわれている時代に生きていると思うかもしれないが、歴史的な潮流から見ると、確実に人類から暴力は減ってきているということなのだそうです。そして、我々は歴史市場もっとも平和な世界に生きているということです。 なぜならば、つい数百年前までに存在した奴隷制度や対戦、階級制度などの下で行われていいた暴力は当時はいわば日常的な風景だったのかもしれませんが、現在社会でこれを頻繁に目にするということはほぼないですよね。そういう意味で平和な社会を築きあがる上での気づき、ヒントが同著から読み取れるかもしれません。

 

 

遺伝子研究がひも解く人類の歴史と未来

Genome: The Autobiography of a Species in 23 Chapters

遺伝子を読み解くことで、進化の歴史や未来の耐性などさまざまな記録が読み解くことができる。ゲノム計画の進展により、疾病の撲滅、遺伝病の解決、ガンなどの難病の遺伝子治療などさまざまな技術的な恩恵が受けられる可能性が出てきているが、同著はそうした技術の研究、利用に関して、倫理的、哲学的な視点で進歩し続けるこの分野の技術についての理解を手助けしてくれる内容となっているようです。

 

 

創造的破壊:集団から個へ

The End of Power: From Boardrooms to Battlefields and Churches to States, Why Being In Charge Isn't What It Used to Be

シリコンバレーで起きている想像的破壊という名のイノベーションは政府、軍産複合体、巨大企業から個へ力の移譲が起こりつつあることを予見するものなのだそうです。
高度にテクノロジーが発達することで、今まで政府や大企業しかもちえなかったような力を個がそれと同等もしくは類似したものを持てるようになるという喩だと言えます。 SNS、アプリ、さまざまな技術革新が進む中で権力のシフトは起きつつあるのか、同著をみて考えてみてはいかがでしょう?

 

 

ワクチン接種に有用性と生産性

On Immunity: An Inoculation

ワクチン接種の有用性。どちらかというと予防医療によって医療費が抑えられる、パンデミックをおさせることで極大のリスクを回避できると内容のようですが、ザッカーバーグさんが知人の専門家からお薦めされたようです。労働生産性を維持するためにも健康は一番ですよということなのでしょう。
ワクチン接種については、人によっては懐疑的な人もいるようで、その啓蒙本ということなのかもしれません。

 

 

イノベーションはこうして生まれる

The Idea Factory: Bell Labs and the Great Age of American Innovation  

1920年代から1980年代にかけてのベル研究所の歴史を綴った本です。本著の中で、トランジスタの発明が合った得たインパクトや同研究所でのイノベーションを育むマネージメントについて言及しているそうです。現在シリコンバレーの十八番と思われているイノベーションの潮流は実はベル研究所から生まれたする同著です。 何がイノベーションの源泉となるのか、人材、課題、環境といった側面から同著を読むと面白いそうです。

 

 

たまにはSF小説も読むのでしょうね

The Three-Body Problem  

アマゾンの内容を見る限りは中国で出版されたSFチックな小説で、文化大革命後の近未来?みたいな感じでしょうか。ナノテクノ技術者が主人公のようですが、バーチャルなデジタル世界の中で人類存亡の 危機をすべく3人のキーパーソンが登場人物として登場するみたいですが・・・

 

 

ギャングリーダーのコミュニケーション術

Gang Leader for a Day: A Rogue Sociologist Takes to the Streets  

1990年代シカゴでギャングの一味だったコロンビア大学の教授の著書。 ギャングのリーダーがどのようにメンバーたちとコミュニケーションをとり組織を維持していたか、経済面、文化面での障壁を打ち破るギャングるのリーダーのコミュニケーション術はいろいろな面で触発されることがあるそうです。

 

 

気晴らしに読むSF作品から発想を

The Player of Games: A Culture Novel (The Culture)  

1988年に出版された同著は人類の欲望のニーズにこたえつづけながら進化したハイパーテクノロジーが誕生した際に、それも人類のキャパシティを超えるようなレベルで、となった際に文明はどのように見えるのかという視点で綴られている「カルチャー」シリーズの第2弾だそうです。 このサイエンスフィクション物語は、テスラのCEOアーロン・マスクも大好きだそうで、SF小説は気晴らしにいいのだそうです。 そういえば、近年ハードSFな小説や映画が少なくなっているようにおもいますが、サイエンスフィクション小説などを気晴らしに読むと、楽しみながら面白い発想が得られるのも両得ということかもしれません。

 

 

イノベータ―理論をSF小説にするとこいう物語になる?

Orwell's Revenge: The 1984 Palimpsest (English Edition)  

ジョージ・オーウェルの1984の非公式な続編として書かれたSF小説みたいです。マンハッタン政策研究所のフェローのHuberによって執筆されています。同著は1994年代にインターネットが民間に開放され、テレコミュニケーション分野において新たなコミュニケーション手法が世の中に広がった事柄をモチーフにフィクションをまじえ人々がテクノロジーをどう使いこなして行くか、また新しい技術に人々がどのように魅了され、あらたな変革をおこして行くのかというプロセスを興味深く描いているそうです。

 

 

エネルギーとは何か?人の体に例えると分かりやすいかもしれません。

Energy: A Beginner's Guide (Beginner's Guides)  

2006年に出版されたエネルギーとは何か?について綴りつつ、エネルギーをめぐる複雑な問題:エネルギー効率、環境への影響などについて問題提起している同著だそうです。ビルゲーツのお気に入りの本の一つだそうですが、どのようにエネルギーが活用され、地球環境へ影響がでるかという観点で考えると、エネルギーというは人の体でいうところの酸素と栄養みたいなものなのかもしれませんね。 細胞が呼吸して体温を上げて、筋肉が動いたり、脳が動くようになりますが、この本はそういうイメージに近いかもしれません。

 

 

経済学者が解くソーシャルメディアの活用法

Rational Ritual: Culture, Coordination, and Common Knowledge  

人は心理学的な観点から、自己の得た知識(知)を他者に共有したいと思う生物なのだそうです。人の間で知識がどのように共有され、共有の財産となっていくのか、ソーシャルメディアの有効活用法も綴りながら、人の深層心理にある他社と作用・共感したいというこのような行為に到る同期やメカニズムについても触れられているそうです。

 

 



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